昔のボクサー回想記

ボクシング観戦記(日本人編)

赤井英和最後の試合【思い出に残るボクサー伝説】

赤井英和VS大和田正春   ウェルター級10回戦(1985年2月5日) 赤井さんはこの試合が世界前哨戦でした。おそらくスパーリング程度の気持ちでリングに上がったんじゃないでしょうか。 当時の赤井さんの戦績は20戦19勝16KO1敗、25歳。...
昔のボクサー回想記

具志堅用高さんの思い出…伝説の13度の世界王座防衛後、現役最後の試合

ファン・ホセ・グスマン(ドミニカ共和国)VS具志堅用高 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ(1976年10月10日) 具志堅さんの試合を初めて見たのは、鳥取県の旅館のテレビでした。 ちょうど40年前の10月10日。   この日、友人とレ...
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キンシャサの奇跡から42年 モハメド・アリVSジョージ・フォアマン…パンチドランカーになった理由

モハメド・アリVSジョージ・フォアマン 1974年10月30日。ザーイル共和国(現在のコンゴ民主共和国)のキンシャサで世界ヘビー級タイトルマッチが行われました。 私はこの当時、大学生で、試合は日本でもテレビ放映されました。ただ平日の午前中だ...
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来年2月に辰吉丈一郎さんの映画が公開されるそうですね

まだ引退していない!辰吉丈一郎 日本では37歳になると、現役を引退しなければなりません。 ただし、その時点でJBC公認のチャンピオンであれば、その期間は現役を続行できるはずです。世界ランカーや東洋太平洋ランカーも続行できたかな? いずれにし...
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印象に残っているボクサー・その7:藤猛

◆勝ってもかぶっても尾をしめよ?   ハワイ生まれの日系3世、藤猛さん。今はなんと日本の水戸市に住んでるようです。この人のパンチ力は桁外れでしたね。世界タイトルに挑戦したのが1967年9月。この年に沼田義明さん、小林弘さんがそれぞれ世界タイ...
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印象に残っているボクサー・その6:川島敦志(かわしまひろし)

◆無類のテクニックと打たれ弱さ   テクニックだけをとるなら、日本で過去一番かもしれませんね。アンタッチャブル。打たせないで打つ、を徹底したボクサーでした。東日本新人王の決勝の相手は、インターハイの決勝で勝っているピューマ・渡久地さん。テレ...
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印象に残っているボクサー・その5:大場政夫

◆永遠のチャンプ   大場政夫さんは世界チャンピオンのまま、交通事故で亡くなりました。 それで永遠のチャンプと呼ばれているのですが、私には悲運のボクサーという感じの方が強いですね。まだ23歳でしたから、これからさらに強くなる、まさに夢の途中...
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印象に残っているボクサー・その4:柴田国明

◆柴田国明   スピードは図抜けていたように思います。彼の場合は辰吉さんや西城さんみたいに体型に恵まれていませんでしたが、その分、スピードとパンチ力で補っていました。KO率は50%ほどでしたが、パンチ力が強いというイメージは残っていますね。...
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印象に残っているボクサー・その3:西城正三

◆シンデレラボーイ   西城正三さんを知っている人はボクシングファンでも、かなり高齢の方ですね。私が高校生の時に活躍した選手ですから。この人も2番目に紹介するほど強いボクサーでもなかったし、失礼ながら辰吉さんほどの知名度もないでしょう。でも...
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浪速のジョー辰吉丈一郎(後編)、見事復活したが網膜剥離のあとパンチドランカー症状に?

※本編は後編ですので、よければこちらから浪速ジョー辰吉丈一郎・前編へ ◆不本意な対戦 ビクトル・ラバナレスなんて、しょーもない選手です。本来なら辰吉さんの相手には力不足、1ラウンドKO勝ちでも不思議はないぐらいのボクサーです。 こんなんに負...