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リチャード・コミ―(ガーナ)VSテオフィモ・ロペス(アメリカ)
IBF世界ライト級タイトルマッチ(2019年12月14日)
ニューヨークとの時差は、14時間。日本が午前11時だと、ニューヨークは午後9時ということですか。クロフォードVSカバラウスカスのアンダーカードですから、いきなり11時から始まっても、おかしくないですね。でもニューヨークの夜は長いですから、まして土曜日です。
コミ―は、31戦29勝26KO2敗、32歳。175㎝。
レイムンド・ベルトランとの初防衛戦でスタミナ不足、パワー不足を露呈したような気がします。コミ―VSベルトラン→https://www.boxing-blog.com/entry/20190822
ロペスは、14戦全勝11KO、22歳。IBF1位。173㎝。
全勝街道を驀進していましたが、前回の中谷正義戦でやや評価を落としましたね。ロペスVS中谷→https://www.boxing-blog.com/entry/20190910
試合運びのうまさ(ずるさ)でコミ―の強打を封じ込め、ロペスが判定でタイトルを獲得すると思います。
試合経過)
先に、マイケル・コンランVSウラディミール・ニキティンのWBOインターコンチネンタルフェザー級タイトルマッチが行われるようです。
1R)コミ―の速い右ストレートは威力十分
ロペスが左ジャブを突いて、じわじわと前に出ます。コミ―の速い右ストレートを、ロペスは巧みなボディワークでかわしました。コミ―の左ジャブは長いですね。それでも、少しずつロペスが、距離を詰めてきました。
2R)
ジャブの差し合いでは、やはりコミ―の方が先に当たっています。ロペスの左フックで、コミ―がバランスを崩しました。そして、右の相討ちですが、当たったのはロペスのパンチです。コミ―は右ひざをついてダウンし、立ち上がろうとしますが、転げるように倒れこみます。
何とか立ってきたコミ―ですが、ダメージは深刻です。ロペスがロープに詰めて連打を畳みかけると、防戦一方になったコミ―を見て、レフリーが試合をストップしました。
「わしボク」の予想は大外れでしたね。さあ、ロペスはロマチェンコとやるのでしょうか。ジャーボンテイ・デービスVSユリオキス・ガンボア(12月28日)の勝敗も気になります。ライト級は大変なことになってきましよ。