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井上尚弥(大橋)VSエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦(2019年5月19日)IN イギリス(グラスゴー)
井上は、17戦全勝15KO、26歳。WBA王者。
日本が誇る最強ボクサーです。
対するロドリゲスは、19戦全勝12KO、26歳。IBF王者。
モンスター井上の試合を生放送で観るには、WOWOW一択しかありません!
さて、まずこの試合はどのテレビ局で放映されるのかみていきましょう。
・WOWOWエキサイトマッチ→午前4時30分から独占生放送
・フジテレビ→午後9時から録画放送(ニュースなどで結果が分かってから観ることになります)
朝4時半!
なんとも早起きにはなりますが、こんな世紀の一戦ですから、ぜひともリアルタイムで観戦しましょう!!
フジテレビで観る頃には、テレビのニュースやyahooニュースなどで、さんざん結果を知らされてから観ることになります。何ラウンドでKOするかまで分かって観るのは辛すぎます。。。
私はまず我慢できません。。ニュースで結果だけ知ってしまったら、大ショックです。
朝4時半というのはかなり早いですが、見逃したら必ず後悔します。
WOWOWには、ネットからの申し込みなら15分で視聴できるようにはなりますが、ギリギリになると、申込者がいっぱいで時間がかかるかもしれません。
何としてもリアルタイムで観るために、今のうちにWOWOWに申し込んでおきましょう!
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※加入月は視聴料が無料です。ネット申込なら申込後、わずか15分で視聴できます。
井上がなぜモンスターと呼ばれるのか
「わしボク」は、井上がデビューした頃は、恐らく井岡一翔にはかなわないだろうと、思っていました。まだ、井上のすごさを分かっていなかったんですね。ところが、フライ級で無敵のオマール・ナルバエスに圧勝した頃から、これは「怪物」やなと思い知らされました。
つまらない自慢ですが、「わしボク」はボクシングを見るようになって、50年以上になります。
しかし、これほど強い日本人ボクサーを見たことがありません。
過去に世界チャンピオンになった偉大なボクサーは枚挙にいとまはないですが、「井上尚弥」は別格です。これほど強に日本人ボクサーは記憶にありません。
パンチ力は抜きんでていますし、スピード、ディフェンス、パワー、何をとっても過去のボクサーとは比較ならないほど、「怪物」なんです。井上が負けるシーンとか、苦戦するシーンが全く思いつきません。そして、バンタム級に上げてから、減量苦から解放され、水を得た魚のように無敵の「モンスター」らしくなってきました。
宣言。井上尚弥は日本ボクシング史上最強のボクサーです。
でも世界は広い…対戦相手のエマヌエル・ロドリゲス
対戦相手のエマヌエル・ロドリゲスは、ボクサーとしてはとても完成度の高い選手です。前回のジェイソン・マロニー戦では、かなり苦戦をし、評価を落としていますが、油断は禁物です。体調が万全でなかったとも、聞いています。
打ち終わりを狙ってパンチを返すテクニックとか、決して体が流れないバランスの良さは、そう簡単に井上が攻略できるとは思えません。
世界は広いですよ。井上が思わぬ苦戦を強いられることも、十分考えられます。井上の強打が空転し、ロドリゲスの術中にはまってしまうかもしれませんよ。
万全の調整で挑んでくるロドリゲスは、過去最強の相手だと思います。
すでに、井上はグロスゴーに旅立っています。
井上の状態は、果たしてどうでしょうね?
げっそりした顔を見ると、かなり減量が厳しかったのでは、と、心配になります。一方で「過去にないぐらい最高の仕上がり!」と言われると、それはそれで逆に気になります。
何が一番気がかりだというと、朝4時半からの生放送! 頑張って起きないと!
補足:WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)もう一つの準決勝戦の結果は?
井上の試合は、WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦ということに加えて、WBSSバンタム級の準決勝戦としても行われます。むしろ、こちらの方がメインと言えますね。
そしてもう一つの準決勝戦は、4月27日(日本時間28日)にアメリカで行われました。
ノニト・ドネア(フィリピン)VSステフォン・ヤング(アメリカ)
ゾラニ・テテの突然の欠場で、急きょ対戦相手が変わりました。(ジョー・小泉さんなら、テテが肩を痛めてイテテ、なんて言うかもしれませんね)
この試合も、WOWOWオンデマンドで先行ライブ配信され、歴戦の英雄であるドネアが勝利しました。
▼その記事はこちら。
井上が勝てば、WBSS決勝戦は、井上VSドネアということになります。
ドネアはかつて西岡利晃選手を強烈なパンチでKOした歴戦の英雄です。当のドネアは今では西岡さんと大の仲良しになり、もともと親日家でイイ奴みたいです。
36歳で高齢とはいえ、左フックの切れ味は健在。イイ人かもしれませんが、井上には強敵でしょう。
戦闘力能力比較
さて本題にもどりまして、井上尚弥とエマヌエル・ロドリゲスの戦力比較を行なっていきたいと思います。
まずは体格比較から
身長 リーチ
井上 165㎝ 170㎝
ロドリゲス 168㎝ 169㎝
ロドリゲスの方がやや背が高いようですが、リーチはほぼ同じですね。まあ、体格面では互角と言っていいでしょうね。
パンチ力
これは間違いなく井上が上でしょう。一発の破壊力はこの階級では群を抜いています。タイミングのいいカウンターをもらわない限り、ロドリゲスのパンチで井上が倒れることはないと思います。反対に、井上の強打がヒットすれば、アッサリKO勝ちもあり得ますね。
テクニック
ロドリゲスは、以前にも書きましたが、抜群のバランス感覚があり、パンチを打っても体勢が崩れることがほとんどありません。井上がジェイミー・マグドネルをロープに詰めて連打した時、一発だけマグドネルのカウンターをもらっています。これが、いまだに気になりますね。強引に倒しに行ったときに、ディフェンスもですが、パンチもやや雑になる感じがします。ロドリゲスのカウンターをもらうと危ない場面も考えられます。
打たれ強さ
井上は、とにかく打たれたことがないですからね。いいパンチをもらったときにどうなるのか、予想しにくいところです。ただ、ヘッドスリップやボディワーク、バックステップで相手のパンチを殺す技術はロドリゲスに引けを取らないでしょう。不用意にパンチをもらわない限り大丈夫でしょう。同じことが、ロドリゲスにも言えますね。ロドリゲスが簡単にクリーンヒットを許すとは思えません。やはり、狙いはボディブローでしょう。
スタミナ
ロドリゲスの、マロニー戦での終盤の失速だけで判断できませんが、やはり、スタミナ面では井上に分があると思います。ただ、これも以前に書いたことがありますが、井上はバンタム級の実戦を、わずか2ラウンドしか経験していません。ここに一抹の不安を感じます。
体幹・パワー
体格面ではほぼ互角ですが、恐らく前に出てプレッシャーをかけるのは、井上だと思います。ロドリゲスは、下がりながらのカウンター、若しくは、井上の打ち終わりに体勢が崩れたところを狙ってくると思います。ロドリゲスの抜群のバランス感覚から考えると、井上がカウンターを決めるの難しいでしょう。
やはりプレッシャーをかけ、ガードの上からでもガンガン打って出る作戦が、ベターでしょうね。それと、ボディブローです。これで、ロドリゲスの体力を削ることが出来れば、後半から終盤には、KOシーンも見られるかもしれません。
繰り返しになりますが、モンスター井上の試合を生放送で観られるのはWOWOWのみ!
WOWOWエキサイトマッチだと、午前4時30分から独占生放送ですが、フジテレビでの放送は、すでにテレビなどでさんざん映像が流されてしまったあとの、午後9時からの録画放送になります。
井上のKOラウンドまで、しかもどんなパンチでKOしてくれるのかまで分かってしまった上で試合を見るのは悲しすぎます。。。
早起きは大変ですが、「眠眠打破」でも飲んで、気合い入れて応援したいですね。
是が非でもリアルタイムで観るために、今のうちにWOWOWに申し込んでおきましょう! ギリギリになって慌てないためにも、早めのお申し込みをお勧めします。
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井上VSドネア戦 見逃し配信中!
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ロドリゲスはカウンターパンチャーだからなのか、足が無いような。
マローニ相手にあっという間に距離を縮める場面がありませんでした。
そしてマローニがジャプを出さずにスッと距離を縮めた時、カウンター狙いだったのか、何も出来ずにボディーを貰っていました。何度か似た形があったのですが、ロドリゲスは脚をつかって一瞬で距離を取ることも苦手なのかもと。
上半身の使い方は手打ちで早く、テクニックがあるので、井上ほど腰の入ったパンチは撃ちませんが、ほぼ互角。井上はガードの上から殴る習性があるので、ガードを固めてカウンター狙いだと思います。
ロドリゲスなら井上に勝てる要素は十分です。と言っても、ディフェンスに長けてるロドリゲス。言い換えれば打たれ強さは無さそうなので、パヤノと同様に井上をテストすることなく、沈む可能性も十分あるかもしれない。
jさんのコメントはいつも的確で、感心します。
ただ、マロニー戦だけでロドリゲスを判断するのは危険かもしれませんね。
いずれにしても、早い回で倒して、決勝にコマを進めてほしいと思います。
いよいよ近づいてきました。
ロドリゲスがどのような秘密練習を積んでいるのか考えてみました。jさんの言うように追う足はありませんが、攻撃をかわすわずかなバックステップは上手いと思います。だからと言って追う足を追加したら井上選手の餌食になってしまいます。そこでサイドステップを徹底的に練習しているのではないでしょうか? 井上選手のジャブを斜め方向でかわして右ストレートを受けないようにしながらジャブを返してポイントを稼ぐ。あるいは左ボディをかわしながら左フックを入れてポイントを稼ぐ。危険を冒して倒しに行くことはせず、あくまでも徹底して判定に持ち込もうとすると思います。
井上選手も非公開練習をしましたね。これは何を意味するのでしょうか? 想像するに、ロドリゲスのカウンターを誘うための偽ジャブ、偽左ボディの練習、あるいはロドリゲス陣営にプレッシャーをかける意味での単なる名目上の非公開練習、のどちらかのような気がします。
答えが出る前の想像は楽しい!
団長さん、すごい分析ですね。
お互いがどんな目的で練習しているかなんて、「わしボク」は考えたこともありません。
まあ、井上が前に出てプレッシャーをかけ、ロドリゲスが打ってきたところを「カンター!」これでいきましょう。
次に待っている大物のためにも、負けるわけにはいきません。
ロドリゲスの日本人には無い角度やタイミングで放ってくるアッパーやフックには要注意ですね
尚弥はスパーリングで頭を付けたままになっている癖があるらしく、マクドネル戦のように強引に攻めるのは危険かも。
怒りの王子さん、コメントありがとうございます。
ロドリゲスはバランスのいいボクサーですから、強引に攻めると、カウンターは怖いですね。