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◆WBO世界Sフライ級タイトルマッチ:井上尚弥VSナルバエス
中日スポーツ:井上尚弥、世界最速で2階級制覇:格闘技(CHUNICHI Web)
まずは何をおいても井上尚弥のWBO世界Sフライ級タイトルマッチですね。
私は思い切って井上の判定勝ちを予想しましたが、井上の力はそれどころではありませんでしたね。圧倒的なパワーの差でびっくり仰天のKO勝ちでした。
50年以上ボクシングを見てきましたが、世界挑戦でこんなにすごい勝ち方をしたのは井上だけでしょう。
香川さんが、「浜田剛さんとレネ・アルレドンドの試合を彷彿させますね」と言っていましたが、失礼ながら浜田さんのパンチはラッキーパンチに近いと思います。再戦で完敗していますからね。それに引き替え、井上は完膚なきまでに叩きのめした、て感じで、再戦してもボコボコにするでしょう。勝ち方が全く違います。強すぎます。
◆フライ級ノンタイトルマッチ:井岡一翔VSジャン・ピエロ・ペレス
順番は異なりますが、ライバルの井岡の試合に先に触れて、比較したいと思います。
ここんとこと、不甲斐ない試合が続く井岡ですが、久しぶりにスカッとKOしましたね。いいパンチだったと思います。井上と戦ったオマール・ナルバエスと比較するには実績が違いすぎますが、井岡の相手もなかなかのボクサーでした。
でも、井上に比べると防御感、パワーで見劣りしますね。ライトフライあたりで戦えばいい勝負になったでしょうが、今は完全に水をあけられた感じがします。