ボクシング観戦記(日本人編)

竹迫司登が大苦戦を「精神力の強さ」で乗り切る VS加藤収二 日本ミドル級タイトルマッチ

竹迫司登(ワールドスポーツ)VS加藤収二(中野サイトウ)

(出典:日テレG+)

日本ミドル級タイトルマッチ(2019年3月2日)

竹迫は、10戦全勝10KO、27歳。

まだ、世界ランクには顔を出していませんが、「わしボク」的には、村田諒太を凌ぐパンチ力を有する強打者だと思っています。もう、アジアには敵はいないでしょう。

加藤は、12戦10勝6KO1敗1分け、28歳。日本1位。

試合を見るのは、2017年の新人王以来です。2017年新人王戦→https://www.boxing-blog.com/entry/2017-12-23-111155

打たせすぎる竹迫

序盤の竹迫の攻勢を見ていると、「今日も早いな」と思いましたが、どうも竹迫の動きが悪く、ディフェンスも雑で、結構、加藤のパンチをまともにもらうシーンが目立ちます。

まあ、ちょっと相手を軽く見て、強引に倒しに行っている感じでしたが、加藤は竹迫の打ち終わりを狙って、コンパクトにパンチをまとめてきます。

そして、3ラウンドは、加藤のパンチをまともにもらい、「まさか」にピンチに陥ります。

「わしボク」は竹迫の左手の負傷かなと

決め手の右を狙いすぎる竹迫は、右を放つと体が流れ、打ち終わりを狙い加藤の連打をまともに被弾します。パンチ力ももちろんですが、柔らかいディフェンスで相手のパンチをかわすにはずの竹迫が、無防備にパンチをもらい、さすがにダメージが蓄積し、動きが悪くなってきます。

解説では全く触れていませんが、竹迫の体調の悪さに合わせて、どうも左を痛めた感じがしてなりません。ディフェンスが雑なのもそのせいかもしれませんね。左のどこを痛めたのかは分かりませんが、サウスポーの加藤の右をまとももらうのも頷けます。

5ラウンドの途中採点は、3-0で加藤。これは妥当ですね。「わしボク」も48-47で加藤です。

それでも竹迫

4ラウンドのインターバルの表情は対照的でしたね。息の上がった竹迫に対し、セコンドのアドバイスを冷静に聞く加藤。

とにかく前に出てプレッシャーをかける竹迫にたいして、そのうち終わりを巧みに打ち返えす加藤のパンチは、竹迫の追撃を阻みます。しかし、それでも竹迫はチャンピオンの意地をかけ、パンチを放ちます。両者ともスタミナはギリギリ。そこに、加藤に「勝てる」という油断があったのでしょうか。

やや、ダメージはたまり失速した感じの加藤に対し、果敢に攻め続けた竹迫は、渾身の力で最終ラウンドにようやく竹迫らしいボクシングで、加藤をダウン寸前まで追い詰まます。

判定は、1-1(94-96、96-94、95-95)のドローで竹迫が首の皮一枚残して、防衛に成功し、そして「世界」への夢をつなぎ留めましたね。竹迫として大苦戦でしたが、最後まで諦めない「精神力」はさすがと思います。是非、万全の体調で、加藤とは再戦して、はっきり力の差を見せ付けて、世界へも勝ってほしいと思います。

まあ、こんなこともありますよ。

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