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比嘉大吾VSフェリペ・カグブコブ・ジュニア(フィリピン)
東洋太平洋フライ級タイトルマッチ(2016年11月5日)
(出典:日テレG+)
カグブコブは5連勝中、2連続KOと絶好調。6勝2KO2敗5分け。しかもサウスポーです。OPBF5位。
しかし、比嘉大吾は10戦10勝10KOのパーフェクトレコードですよ。(21歳)
日本で世界に一番近い比嘉にとっては、この程度の相手は秒殺しなければ話になりませんね。
楽勝でしょう!でも、やっぱりドキドキです。
ちなみにこの日のカードは全部で6試合あり、ここまでの5試合がなんとすべてKO、TKOで決着しています。比嘉も十分、KOを意識するでしょうから、力まないでほしいと思います。
試合経過
1R)
いや~カグブコブの左は怖いですね。比嘉の右の距離はまだつかめてないようです。
比嘉はどうもサウスポーがやりにくそうですが、それでも終盤、パンチを集めたのはさすがです。ちょっと硬いのが気になります。
2R)
相手はなかなかパワフルです。比嘉はまだ左をもらうシーンがあります。
挑戦者はどうやら短期決戦かな。でも比嘉はいつもよりパンチをもらっています。
3R)
相変わらずカグブコブの左は強いですね。
しかも比嘉少しいつもよりでフェンスが甘いので心配です。でも、このラウンドあたりからようやく落ち着いてきた感じはします。
この試合は、どうやら消耗戦ですね。相手のボディ攻撃もなかなかしぶといですよ。
比嘉、終盤、いい攻撃をみせました。
4R)
比嘉は、今日はかなり苦労しています。
でもようやくカグブコブは、ボディ攻撃が効いてきたようです。そして、比嘉の執拗なボディ攻撃についにダウン!まだ1分あります!
ここは比嘉も逃しません。執拗なボディブローでまたダウンを奪いました!
そして10カウント。
これで11戦11勝11KO。すごい戦績です。
もう世界しかないでしょう!
でも、サウスポー対策はもう少し研究が必要ですね。特にサウスポーの左に対する防御に課題が残りました。
江藤光喜は逆転KOで「生き残った」
江藤光喜VSジュン・ブラゾ(フィリピン)
Sフライ級8回戦
(出典:日テレG+)
江藤は、まだ辛うじてWBC8位にランクされ、世界へのチャンスを残しています。
ブラゾはOPBF11位。5勝はすべてKOですから、パンチ力はありそうです。
そして案の定、江藤は初回にダウンを奪われる苦しいスタートを切りました。
その後もガードが甘く、攻撃もピリッとしない江藤。
一進一退の攻防が続き、このまま判定なると勝敗が微妙なところです。
しかし、江藤はパンチ力がありますね。
最終回の8ラウンドにボディブローで3度倒し、逆転KOで、浜田さん曰く「生き残った!」
江藤は世界への再挑戦を狙っているようですが、この日の出来では、絶対に無理ですね。