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小國以載(角海老宝石)VSアレガ・ユニアン(インドネシア)
(出典:日テレG+)
S・バンタム級8回戦(2018年12月1日)
小國は、22戦19勝7KO2敗1分け、30歳。
昨年9月に、岩佐亮佑にTKO負けして、IBF世界S・バンタム級のタイトルを失い、試合後に引退を表明しました。しかし、1年後の2018年9月に現役復帰と、今日の試合を行うことを発表しています。
ユニアンは、25戦13勝3KO11敗1分け、30歳。
慎重な試合運び
じっくり様子を見ている小國に対して、ユニアンも序盤はそれほど手を出しません。
左ジャブで丁寧にユニアンをコントロールしています。落ち着いた出だしです。
小國は、少しずつ間合いを詰め、ワンツーを放ちます。ユニアンは、下がりながら相討ちを狙っているようです。
3ラウンドあたりから、小國は、左ジャブで間合いを図り、左右のボディブローで崩しにかかります。
左のボディブローが効果的です。このボディブローは、ユニアンがかなり嫌がっています。
左ボディブローは相変わらずうまい
4ラウンドに入ると、小國のギアが少し上がります。
小國の左のボディブローで、ユニアンの腰が引けてきました。相変わらず、小國は左の使い方は一級品ですね。
そして、ユニアンのガードの間を割るように、右ストレートから左アッパーでダウンを奪います。
(左の使い方は相変わらずうまいですね)
立ってきたユニアンに、やや強い左ストレートを放ち、強烈な左ボディブローを叩き込んで、2度目のダウンを奪います。
(左ボディブローは一級品です)
しかし、ユニアンはここもすぐに立ちあがってきます。
小國はボディブローを中心に、じっくり追いつめ、最後は左フックを首のあたりにたたきつけ、ユニアンから最後のダウンを奪います。レフリーは、すぐに試合をストップしました。
(最後はパワフルな右フックでとどめ)
まあ、相手の力量に問題はあるものの、危なげない会心の勝利で、再スタートを切りました。
さて、次は来年4月ごろ、世界ランカーと対戦して、また世界を目指すようです。この試合が本番ですね。