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WBC世界バンタム級タイトルマッチ(2024年10月14日)
中谷潤人(M.T)VSぺッチ・ソー・チッパッタナ(タイ)
両選手のプロフィール
中谷潤人(M.T)WBC世界バンタム級王者
28戦全勝21KO、26歳 サウスポー
身長 171cm リーチ 170cm
2016年、矢吹正道に判定勝ちして、新人王を獲得しました。2020年11月に、ジーメル・マグラモにKO勝ちして、WBO世界フライ級タイトルを獲得。初防衛戦は何とアメリカで行い、アンヘル・アコスタにTKO勝ちしました。2度目の防衛に成功しさらに、S・フライ級に階級を上げました。2023年5月にアンドリュー・モロニーとの王座決定戦では衝撃の12RKO勝ちで、S・フライ級王座を獲得しました。そして、初防衛に成功した後、王座を返上し、バンタム級に階級を上げ、2024年2月にアレハンドロ・サンティアゴにKO勝ちして3階級制覇を達成し、7月の初防衛戦はボディブロー1発で仕留めました。
ペッチ・ソー・チッパッタナ(タイ)WBC1位
77戦76勝53KO1敗、30歳 サウスポー
身長 169センチ リーチ 174センチ
2018年12月に48戦全勝で井上拓真とWBCバンタム級王座決定戦を行い、判定で初黒星を喫しました。この1戦が唯一の敗戦で、その後も28連勝中です。
展開予想
中谷にとっては5年ぶりのサウスポー相手となるそうです。ペッチはそれほどスピードはなさそうですが、フィジカルの強さは、井上拓真も手を焼き、前半は完全に押され気味でした。中谷がサウスポー相手にどんなボクシングを見せるかが注目ですが、得意のボディブローで後半に倒せるような気がします。
試合展開
序盤から右ジャブで距離を掴み、6ラウンドに連打でダウンを奪い、ラウンド終盤に左ストレートでとどめを刺しました。ダウン経験のないぺッチを2度もマットに這わせました。
中谷が圧勝で2度目の防衛に成功し、バンタム級最強をアピールしました。