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山中竜也(真正)VSビック・サルダール(フィリピン)
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(2018年7月13日)
(出典:フジテレビONE)
山中は、18戦16勝5KO2敗、23歳。2度目の防衛戦となります。
初防衛戦は、はぼ完璧なボクシングで、挑戦者を圧倒しました。
初防衛戦 ↓
W世界戦 山中竜也の初防衛戦(WBOミニマム級)&小西伶弥の王座決定戦(WBAライトフライ級)
サルダールは、20戦17勝10KO3敗。27歳。WBO3位。
2015年の年末に田中恒成に挑戦し、ダウンを奪いながら、田中のボデーブローで逆転KOを喫しています。
その後7勝1KO1敗の戦績で、再度世界挑戦のチャンスをつかんでいます。
VS田中恒成戦 ↓
山中が、序盤のサルダールの攻撃をうまく捌けば、後半にKOチャンスがあるような気がします。
試合経過)
テレビ放送は、CSフジテレビONEで午後7時から生中継されます。
放送枠が3時間もありますから、恐らく小西怜弥の試合から中継が始まり、その後、山中の防衛戦、時間が余ればアンダーカードの録画放送があるのではと、勝手に想像しています。
予想通り、小西の試合の後に、山中の試合が始まりました。
1R)
サルダールの方が一回り大きく見えますね。
これは強いですよ。田中戦よりパワーアップしている気がします。
山中がやや押されいる感じがしますね。
深追いすると怖いですよ。
2R)
サルダールの圧が強いですね。山中の左フック、左ボディがヒットしました。
山中のディフェンスはしっかりしています。
3R)
山中は左ボディがうまいですね。
緊迫した応戦。お互いスピードがあります。
山中が左のボディブローを執拗にヒットします。
小西よりボディブローはうまいですね。
4R)
しかし、サルダールはパワーが感じられます。
今度は山中がプレス。ボディブロー。
山中の左ボディが効果的です。
サルダールの攻撃はしっかりガードしています。
5R)
ややお互い、警戒しすぎてパンチが出ません。
6R)
山中の左ボディ。
すこし、山中が強引に攻めます。
しかし、サルダールにダメージは感じられません。
7R)
ボディの打ち合い。
おっと、サルダールの右ストレートがヒット!
(左ジャブがヒットし、狙いすました右ストレートがジャストミート)
山中がダウンしました。これは効いた!何とか立ってきましたが、残り1分弱。
(山中は仰向けにダウン)
(右ストレートが完璧に山中の顎を打ち抜いています)
なんとか、このラウンドをしのぎましたが、ダメージはかなりありますね。
8R)
このラウンド、サルダールはそれほど出てきません。
山中はステップを踏んで、ダメージの回復を図ります。
終盤は少しボディブローを返します。
9R)
怖い怖いサルダールですが、山中も少し回復してきた感じです。
しかし、まだ右に威力がありません。足に力が入っていないのでしょう。
10R)
山中はまた、ボディブローで反撃します。
山中の右がヒット。山中が攻勢をかけます。サルダールにすこし疲れが見えます。
11R)
今日のサルダールは意外とボディが強いですね。
山中の攻撃が単調で、サルダールにボディブローが読まれているようです。
12R)
ポイントは負けているかな。
ダウンを奪わないと、勝てないでしょう。
サルダールは勝利を意識して、撃ち合いません。
山中の攻撃も空回りしています。
これは、負けたね。
判定は3-0(115-112、116-111、117-110)の判定負けで、タイトル防衛に失敗しました。
意外と差がつきましたが、山中のボディブローがあまり評価されなかったのでしょうか。
終盤、足がつって、失速したのが惜しまれます。それとパンチ力の差が結果につながりましたね。