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那須川天心(帝拳)VS与那覇勇気(真正)
スーパーバンタム級6回戦
試合展開
序盤から那須川がスキのないボクシングを展開し、2ラウンドにはスリップ気味のダウンを奪い、大差判定でデビュー戦を勝利で飾りました。しかし、常に下がりながらのカウンター狙いで、パンチ力も今一つですね。
アグレッシブなボクシングスタイルでなかったのがとても残念ですね。消極的で危なげのないのボクシングは、ほんとにがっかりでした。もっと圧倒的なパワーで倒してほしかったですね。特にパンチ力のないのが最大の難点です。基本的に地味で堅実なボクサーですね。
天心の格闘センス、カウンターは素晴らしかったけど、ステップが気になりました。歩くようなクロスステップを多用。足が固定されてないから、強いパンチが打てない。でもその代わりにボクサーにないタイミングでカウンターを当ててたけど。
与那覇はサウスポー対策が出来てなかったので、天心が右に回り放題。たとえサウスポー対策出来てたとしても、圧倒的な差があったけど、せめて前足を外側に、ぐらいは気にしてボクシングしないと。
天心のセンスは素晴らしいと思いますが、パンチ力がないのが致命的な決定ですね。日本ランカーとしては、
精一杯のサウスポー対策ではないでしょうか。
実戦でフルラウンド戦うことに重点を置いていたと思うが
4ラウンド後半のラッシュで仕留めきれない。
パンチ力はいかんともしがたいです。
しかし、スピードは天下一品なのだからメイウェザーのように
当てさせずに勝つボクシングに徹すれば、次は世界ランカーで
年末にはバンタムの空いているところを取ることも可能では
将来性は十分あると思います。
ただあの手打ちのパンチは修正しないとファンに見放されてしまうでしょうね。
やっぱり倒さないと。