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◆えらいこっちゃ!
金子大樹0-3判定負けで王座獲得ならず – 格闘技ニュース : nikkansports.com
金子大樹が負けてもうたがな~
相手はムエタイの王者。もちろんボクシングの試合ですよ。
今年初めてのダイナミックグローブ、東洋太平洋Sフェザー級タイトルマッチが1月17日に行われました。
チャンピオンはジョムトーン・チュワッタナ、たしか8戦無敗、ムエタイもやりながら国際式もやるという二刀流。金子にとっては、もう一度世界を目指す通過点にすぎないはずでした。ところがまさかの敗戦。
3ポイント前後の判定負けでしたが、私が見る限りポイント差以上の完敗でしたね。
もう一度対戦しても勝てないでしょう。
あの金子が常にプレッシャーをかけられ、サウスポーの左が見えないのか、再三パンチをもらい、最後は目がふさがるほどのダメージでした。ジョムトーンは体もやわらかく、金子のパンチをもらっても顔色一つ変えません。5~6ラウンドで力の差がはっきりわかりました。
◆「これは金子負けるかも」
さすが無敵のムエタイ王者ですね。金子がパワー負けしていました。回を重ねても情勢は変わらず、テクニックでも翻弄される始末。ようやく最終回に疲れが見え始めたチャンピオンに、金子らしい攻撃が出ましたが、時すでに遅しでした。
ジョムトーンはまだWBC世界12位ですが、これはWBC王者の三浦にとっても難敵でしょう。指名挑戦者になるまでは、対戦は控えるべきですね。
一方の金子は前途多難です。私が推奨していた選手だけに残念でしかたありません。
将来性に黄信号が灯りました。限りなく赤に近い黄色ですね。
内山に負けてから、以前の金子らしさが影をひそめていましたから、なにか迷いがあるのかもしれません。
もちろん再起を願いますが、う~ん、ここまでか…