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伊藤雅雪(伴流)VSイフゲニー・チュプラコフ(ロシア)
WBO世界S・フェザー級タイトルマッチ(2018年12月30日)
伊藤は、26戦24勝12KO1敗1分け、27歳 。
チュプラコフは、20戦全勝10KO、28歳。WBO1位。
午後7時からフジテレビ系列で、アンダーカードの井上拓真の世界戦があります。メインは伊藤の初防衛戦です。恐らく午後8時過ぎに試合開始でしょうね。
正統派スタイルの伊藤が、チュブラコフのやや変則的なボクシングにペースを乱されると、てこずるかもしれません。チュプラコフはそれほど怖いパンチがありませんので、序盤からやや強引にペースを奪いに行けば、危なげなく初防衛に成功すると思います。
試合経過)
1R)
距離を詰めるチュプラコフ。伊藤もこれにつきあいますね。やはり伊藤はやりにくそうです。伊藤のボディブローが効果的です。
2R)
伊藤はなかなか、自分の距離で戦えません。もみ合いの多い戦いです。それでも伊藤は、少しの間合いでクリーンヒットを放っています。
3R)
伊藤は相変わらず、相手の距離でもみ合っています。左ジャブが少ないですね。伊藤の左目がカットしました。やりづらい相手ですね。右は出ますが、左が少ない。
4R)
伊藤は、やはりチュプラコフのかく乱戦法に、巻き込まれているようですね。しかし、伊藤もこの回からようやく自分の距離を作り出しました。
5R)
ようやくボクシングらしい間合いになってきた感じです。チュプラコフも左目をカットしました。伊藤らしいワンツーがヒット。チュプラコフは今度は、トリッキーなボクシングに変化しましたよ。
6R)
伊藤の得意の右ストレートが決まり出しました。それにしてもやりにくい相手ですね。
7R)
伊藤の距離で、プレッシャーをかけています。伊藤がコーナーに詰めて連打を浴びせ、チュプラコフがマウスピースを吐きだします。そして伊藤の連打の中、チュプラコフ陣営がタオルを投入しましたが、レフリーがこれを拒否。結果的に、セコンドのギブアップが認められて、試合がストップしました。
なんと、伊藤がTKOで初防衛に成功しました!「わしボク」もTKOは予想していませんでしたね。伊藤の右ストレートは、かなり進化しています。