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橋詰正義VSケン・メナヨーシン(タイ)
Sフライ級8回戦(2015年12月31日)
(出典:TBSチャンネル)
2014年度の新人王、橋詰正義の試合がTBSチャンネルで3月15日に放映されていました。
橋詰の試合を見るのは新人王戦以来ですので、その成長ぶりを見てみようと録画した次第です。
残念ながらあまり変わっていません
新人王を取った時のボクシングは結構雑で、パンチ力はあるがスタミナ不足が目につきました。
この日も基本的にはあまり変化は見られませんでした。
左ストレートはフェリックス・ベルデホの右ストレートほどではないにしても、思い切り打つ振りぬいてパワーが感じられましたが、ちょっと力みすぎで序盤はぎこちなさが目立ちました。
それと右のフックを打つとき、左のガードが下がるのも気になりました。もろにカウンターをもらう危険性があります。
(返しの右フックが遅くてキレがなく、ひだりガードががら空き)
しかしこの日の相手は例によってタイの観光ボクサーですから、もう逃げるばっかりで、カウンターなんて気の利いたパンチは打ってきません。
橋詰は相変わらず攻めが雑で、逃げまくるケンに対して追う足がなく、詰めが甘いですね。
左ストレート1発で決める
4ラウンドのKOシーンは見事でした。3ラウンドまでの橋詰とは別人のようにシャープでしたね。
右ジャブで距離を測り、左ストレートをジャストミート。
この左ストレートは左にねじりこむように打つので、破壊力がありましたね。
(右ジャブから左ストレート)
(左にねじりこむようにフィニッシュ)
おそらくこれで新人王戦から1年間で3試合目で、いずれも相手はタイの観光ボクサーでしょう。
日本ランキングは13位と、ランキングをキープするのが精いっぱいの状態です。
日本ランカーの少し骨のある相手と対戦したら、右カウンター1発で沈む光景が目に浮かびます。
目はいいのでしょうが、守りは隙だらけですね。