目次
井上尚弥(大橋)VSヨワン・ボワイヨ(フランス)
WBO世界S・フライ級タイトルマッチ(2107年12月30日)
(出典:フジテレビ)
井上は14戦全勝12KO、24歳。
ボワイヨは46戦41勝26KO4敗1NC、29歳。WBO6位。
井上にとって、多少問題があるとすれば、163㎝の井上に対して、ボワイヨが171㎝の長身であることぐらいでしょうか。
しかし、ジャーウィン・アンカハスに逃げられた井上は、この試合を最後に、バンタム級に上げる予定です。
バンタム級には170㎝クラスは山ほどいますので、簡単にクリアしなければならない課題でしょう。
あとは、井上の仕上がり具合と、油断だけですね。
せめて3ラウンドぐらいは見たいと思いますが、いかがでしょう。
清水聡の東洋太平洋フェザー級の防衛戦が先に放送されました。
清水が初回にダウンを奪いペースをつかみます。
5ラウンドにまたダウンを奪いましたが、このラウンドは逃げ切られます。
7ラウンドに3度目のダウン。連打をまとめて、やっとストップしました。ちょっといつものキレを欠いた感じですね。
私としては、世界は厳しくなった感じがしました。
試合経過)
いや~拳四朗の倒し方はすごかったですね。ミニマムライトフライとは思えない迫力がありました。
さ~!ヨワイヨ相手に、圧倒的にガツーンと行ってもらいたいですね。
こういう時って、なんか嫌な予感がしますけど、気のせいでしょう。
1R)
ボワイヨは控室では意外に、落ち着いた感じがします。
リング上、見た目は井上の方が緊張感が漂っていますね。
井上がプレスをかけます。かなりパワーが違う感じです。
もう井上に余裕が感じられます。
そして、ラウンド終盤左フックでボワイヨがダウンしました!
(オーバーハンドの左フックがヒットし、ボワイヨが早くもダウン)
2R)
やはり、もう力が違いますね。
ボワイヨはガードに専念します。
井上がプレッシャーを強めて、ボワイヨは下がる一方です。
3R)
そして、ボディブローで2度目のダウン!
(逃げるボワイヨに強烈な左ボディブローがめり込む)
まさにあばらを砕くボディブローでした。
さらに2度目もボディ。もう勝負の行方は明らかです。
(またもや左ボディブロー)
止めのダウンも、必殺のボディでフィニッシュしました。
(この日は最後まで左手一本で倒しました。この相手に右手は必要ない?)
強い!!
力が違いすぎますね。
まさに「モンスター」です。解説不要の試合でした。