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拳四朗(BMB)VSヒルベルト・ペドロサ(パナマ)
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(2017年12月30日)
(出典:フジテレビ)
拳四朗は11戦11勝5KO、25歳。
ペドロサは23戦18勝8KO3敗2分け、28歳。WBC8位。
初めて地上波生中継でその雄姿を披露する拳四朗としては、スカッと倒してその名をアピールしたいところですね。
あえて拳四朗が危惧する点を挙げるとしたら、
①試合間隔が2か月余りと、世界戦としてはかなり強行スケジュールであることと、
②相手の身長が10㎝も低く、ボクサータイプということなので、ひょっとしたらなかなか捕まらないかもしれない、
という点ぐらいです。
順当に考えらるなら、拳四朗が左ジャブで相手をコントロールできれば、終盤にボディブローで倒せるような気がします。
試合経過)
1R)
まず、気になるのは拳四朗の仕上がらり具合ですね。
それと相手の動きの速さでしょう。
拳四朗、控え室ではかなりリラックスしてますね。
井上尚弥の方が緊張している感じがします。
なかなか相手は速いですよ。拳四朗もう少し左ジャブがほしいですね。
それほど相手は小柄にみえません。
この回は、まあ、様子見でした。
2R)
ペドロサは結構積極的に出てきます。拳四朗は左を打ってかわします。
拳四朗にボディ攻撃がいいですね。
3R)
拳四朗が少し強めに出てきました。左ジャブがいいですね。
拳四朗が少しずつペースを握ってきました。
4R)
右フックが効いたぞ。ペドロサがロープまで下がりました。
(この右フックはかなりダメージがありました)
追いかけるように拳四朗がラッシュ。そして左ボディブローでペドロサがダウンしました。
(強烈な左ボディでペドロサがたまらずダウン)
なんとか立ってきましたが、さらにボディの連打でダウン。
(とどめのボディブロー。これは立てないでしょう)
ダウンを奪ってからの攻撃が素晴らしかったですね。見事です。
ここでレフリーがストップしました。
4RTKOで2度目の防衛に成功しました!
圧巻のKO劇でしたね。
拳四朗、強いぞ!この勢いなら、前王者のガニガン・ロペスにもパワー負けしないでしょう。