井岡一翔リベンジンならず!ダウンを奪いながらも判定負け VSフェルナンド・マルティネス(WBA世界S・フライ級タイトルマッチ)ABEMAが5月11日午後3時から無料生配信

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目次

WBA世界S・フライ級タイトルマッチ(2025年5月11日)

フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)VS井岡一翔(志成)

両選手のプロフィール

フェルナンド・マルチネス(アルゼンチン)WBA王者

16戦全勝9KO、33歳 オーソドックス

身長 157センチ  リーチ 163センチ

2022年2月、IBF王者のアンカハスに挑戦し、大番狂わせの大差判定勝利でタイトルを獲得しました。全勝とはいえ全く無名で、しかもランキングは11位ですから、誰もマルチネスの勝利を予想しなかったでしょうね。そして、2022年10月の再戦でも大差の判定で、初防衛に成功しました。2024年7月にWBA王者の井岡一翔と王座統一戦を行い、判定で団体の王座を獲得。しかし、2024年10月に井岡一翔との再戦を優先させるため、IBF王座を返上しました。

井岡一翔(志成)WBA6位

35戦31勝16KO3敗1分け、36歳 オーソドックス

身長 165cm  リーチ 166cm

2011年2月にWBO世界ミニマム級王座を獲得。3度防衛後、2012年にWBA世界L・フライ級王座を獲得し、2階級制覇を達成しました。3度防衛して、IBF世界フライ級王者のアムナット・ルエンロンに挑戦し、判定負けで3階級制覇に失敗しました。しかし、2015年にファン・カルロス・レべコに判定勝ちして、WBA世界フライ級タイトルを獲得し、3階級制覇を達成しました。5度防衛して、タイトルを返上し、S・フライ級へ階級を上げました。

2019年6月、アストン・パリクテと王座決定戦を行い、TKO勝ちでWBO世界S・フライ級タイトルを獲得、同時に4階級制覇を達成しました。2022年7月にドニー・ニエテスにリベンジして、5度目の防衛に成功しました。その後WBO王座を返上し、2023年6月にWBA世界S・フライ級タイトルを獲得しました。初防衛に成功しましたが、2024年7月、IBF王者のマルティネスと統一戦を行い大差の判定負けで王座陥落。2024年12月にマルチネスと再戦予定でしたが、マルチネスがインフルエンザに感染し、試合が中止になりました。

展開予想

井岡一翔はボクシングの完成度の高さでは「ピカ1」でしょうね。ただ、もう36歳とボクサーとしてのピークは過ぎている気がします。そして、パワーやスピードではマルチンスに軍配が上がります。井岡としては序盤から、マルチネスの唯一の弱点と思われるボディを執拗に攻めるしかないでしょうね。恐らく前回と同じ展開になると思います。マルチネスにとってはおいしい試合でしょうね。

試合展開

テクニックの井岡とパワーのマルチネスの戦いでした。やはり見栄えのいいマルチネスがポイントを奪っていたようですね。10ラウンドに井岡がダウンを奪いましたがちょっとな納得のいかない判定でした。

判定3-0(114-113,115-112,117-100)でマルチネスが防衛に成功しました。「わしボク」は井岡が勝ったと思いましたね。さすがに井岡もこれで引退でしょう。

セミファイナル

ライト級10回戦

堤駿斗(志成) 3RTKO ハイメ・アルボレダ(パナマ)

その他、デビューして2連続1ラウンドKOの吉良大弥もアンダーカードに登場します。

吉良はダウンを奪う大差の判定で3連勝。

 

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