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■日本Sフライ級タイトルマッチ(4月22日)石田匠VS江藤大喜
古い試合で申し訳ありません。先日CSで放送していたので観戦しました。
結果はすでに知っていましたので(スプリットデシジョン(2-1)で石田の防衛)試合内容についてはあまり期待していませんでした。
■予想以上にしょうもない試合
日本タイトルは通過点、世界前哨戦のつもり?
まあ大きな口を叩きましたね石田さん。
こんな非力なボクシングではミニマムでも通用しませんよ!
前半はまだ的確なジャブを打って、なんとかポイントを拾っていましたが、江藤がプレッシャーを強めてからは、逃げるばっかりで、私の採点は結局ドローでした。
自分でも言ってましたが、ハートがチキンですね。江藤のKO率は確かに高いですが(14勝10KO)、この程度のパンチを怖がってカウンターが打てないようでは、世界は絶対に無理です。
一方の江藤ははっきり言ってボクシングが下手ですね。パンチ力に自信があるのはわかりますが、相手が強くなれば、それだけでは勝てなくなります。
後半、3ラウンドはかなり攻勢に出ていましたが、当て勘が悪いのか下手なのか、ほとんどクリーンヒットがありませんでした。ジャッジによっては、石田にポイントを与えていたほどです。
いずれにしても、退屈な試合でした。こんな試合していたらボクシングが衰退しますよ。もっと危機感もって試合に挑んでください。
■どうしても世界を狙うなら
このクラスには日本人の好敵手が結構います。
まず、井上尚弥の弟の井上拓真、このところぱっとしない元世界チャンピオンの五十嵐俊幸、世界戦を経験している帝里木下。
ちょうど4人いますね。トーナメントやりましょうよ。
日本はA級選手の魅力的なトーナメントをしませんね。ジョー小泉さん、ぜひマッチメイクをお願いします!
優勝候補は断然井上ですね。
木下もタイの観光ボクサーとのんきな試合ばっかりやってると、間違いなく先細りです。
チャンスも来ないし、強くもならないでしょう。
五十嵐は完全にスランプですね。こういったカンフル剤がぜひ必要だと思います。
もちろん、優勝したらWBC世界Sフライ級チャンピオンの河野公平とタイトルマッチをやることになります。
河野はろっ骨をけがして、亀田興毅との試合がまたわからくなってきましたしね。
なぜWBOの井上尚弥とやらないのかって?
そりゃもちろん、井上拓真の優勝を想定しているからですよ。