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■井岡がファン・カルロス・レベコと再戦
先日行われたWBA世界フライ級タイトルマッチの判定に、レベコがクレームをつけ、「私が2ポイント勝っていた」などと大騒ぎするから、WBAも仕方なく?再戦を勧告してきたのでしょう。
■ケチな判定勝ちを狙わず倒したれ
私は再戦が嫌いです。
飯田覚士さんも言ってましたが、「再戦の場合、相手の手の内がわかっているので、凡戦になるケースが多い」。
したがって、井岡が前と同じ作戦で戦うなら、退屈な12ラウンドをあくびしながら見ることになりそうです。
当然のことながら、明確な差はつかず、井岡が勝ったとしても、ファン・カルロス・レベコ側からまたクレームが出るでしょうね。一生二人で引退するまで再戦することになりそうです。まさかね。
前にも書きましたが、レベコに対して井岡の手数があまりにも少なく、手数を重視するアメリカのジャッジには劣勢に採点される危険性があります。
というか、もうそんなけち臭い判定なんかで勝敗を決めず、一か八かで倒してください。
レベコはそれほどディフェンスがうまくないので、必ずチャンスはあるはずですし、浜田剛史さんいわく「思い切って攻めて、カウンターをもらったらそれはそれであきらめるしかない」。
■WBAのタイトルを放棄
どうもWBAという団体はいい加減な感じがして、信用できないですね。
明確な基準もなくスーパーチャンピオンを乱造し、正規チャンピオンを空位にしてタイトルマッチをねつ造する、わけのわからない暫定チャンピオンの設定、河野の防衛戦にしつこく亀田の名前を挙げてくる、など、不可解な点が多すぎます。裏で○○が動いているのでしょうか。F○F○みたいに。
本来、ダイレクトリマッチは禁止されているのですから、抗議の意味でこの際、WBAのタイトルを放棄して、ほかの団体のタイトルを狙うのも一つの選択肢だと思います。
でも、アムナット・ルエンロンとの再戦はやめてくださいね。
レベコとの再戦よりもっと退屈な、試合になるのは間違いないですから。これは断言します。ルエンロンほどつまらないボクサーはいません。
ジャブ&クリンチ戦法、まるでクリチコのミニチュアみたいなやつです。しかもクリチコほどパンチ力はないし、まさに「あくび」ボクサーの一人です。
■やるかロマゴン
Sフライ級で井上尚弥とやるのも面白いでしょうが、今の井岡ではフィジカル面でかなり不利な気がします。
じゃあもうローマン・ゴンサレスしかいないでしょう。しかし、先日のエドガル・ソーサ戦を見る限り、手の付けられない強さですね。井岡も派手に倒されそうです。
私の勝手な希望は、まずロマゴンVSルエンロン。とにかくルエンロンがボッコボコにやられるのをぜひ見たい!
それから、1階級上げて、ロマゴンVS井上尚弥。Sフライ級なら井上にも十分勝機がありますよ。
井岡は、ノンタイトルでゾウ・シミンかブライアン・ビロリアと対戦したらどうでしょう。
ゾウ・シミンはルエンロンから実力を測ると、井岡に十分勝機があるでしょうし、ルエンロンよりはかみ合うと思います。場所はもちろん、マカオです。
ビロリアは結構ポカの多い選手ですので、こちらはKOチャンスもあるかもしれません。
アメリカで名前を売りましょうよ。