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184.亀田兄弟そろって判定負け!
WBA世界バンタム級タイトルマッチ(日本時間9月7日)
ジェイミー・マクドーネル(イギリス)VS亀田和毅
私の予想では明確な判定負けでしたが、久しぶりにぴったり当たりました。
これで長男の興毅が負けたら全滅ですね。
■まず三男のタイトルマッチから
序盤はいつもそこそこ攻めるようですが、回を追うごとに消極的になって、結局手数の差で判定負け。しかも今回はダメージはないものの最終回にダウンまで奪われる始末で、まあ完敗と言ってもいいでしょう。
三兄弟に共通して言えるのは「打たないで避けていても勝てると思うっている」という大きな勘違いです。
駆け引きだか何だか知らないけれど、見合ってばかりで、とにかく手を出さない不思議な兄弟です。アメリカでは少ないクリーンヒットよりも手数を優先します。
こんなこと知らないわけはないと思うのですが、セコンドは一体何をアドバイスしているのでしょう。本人は勝ったと思っているのが最大の問題点です。これではよっぽど弱い相手と対戦しない限り、一生勝てないですね。
■まさか二男まで
亀田大毅VSビクトル・ルイス
相手はアメリカを主戦場にしているメキシコの中堅ボクサー。KO率こそ高いですが、「必ず勝てる」相手を選んでいると思っていましたから、あっさりKO勝ちかはっきりした判定勝ちは間違いないと思っていました。
ところがところがさにあらず。序盤にボディでダウンを奪ったまでは良かったのでしょうが、そのあとはまさしく不甲斐ないボクシングに終始し、まさかのスプリットデシジョンで判定負け。
ブランクの影響もあるでしょうが、もう往年の力はないように思いました。
結局やっぱり引退ですか。
■真打長男がこの連鎖を断ち切れるか
WBA世界Sフライ級タイトルマッチ(10月16日)
河野公平VS亀田興毅
チャンピオンの河野公平の記者会見乱入して、いつものように大口を叩いて、盛り上げた?ようですが、まあこれはアメリカでもよくあるパフォーマンスですので、批判はしません。
でも、そんな大口叩けるほどホントに自信があるのでしょうか。
絶対まともに撃ち合う勇気はないでしょうし、手数は回を追うごとに減るでしょうし、下がってカウンターがたまに有打になる時もあるでしょうが、ダメージを与えるパンチ力は皆無です。
とにかく判定まで持ち込んで、後はジャッジを抱き込んで疑惑の4階級制覇を画策しているのでしょうかね。韓国でも完全に負けていた試合をマジックパワーで判定勝ちにしましたからね。すごいです。
亀田興毅に12ラウンドまで立ってる力が残って疑問です。
唯一上回ると思われるテクニックだけで、はたして河野の切れのあるパンチをかわしきれるでしょうか。
何度も言うようですが、亀ちゃん!ケチくさい判定で勝とうと思わず、一か八かの乱打戦でKO決着して頂戴。