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村田諒太(帝拳)VSロブ・ブラント(アメリカ)
WBA世界ミドル級タイトルマッチ(2018年10月21日)IN ラスベガス
(出典:DAZN)
思い切ってDAZN(ダゾーン)に加入しました。
まだ、アンダーカードの試合をやっています。いつから、村田の試合が始まるのかわかりません。
村田は、15戦14勝11KO1敗、32歳。この試合が、2度目の防衛戦となります。
ブラントは、24戦23勝16KO1敗、28歳。WBA3位。
試合経過)
現在、セミファイナルの10回戦(S・ライト級)が行われています。
マクシム・ダダチェフ(ロシア)VSアントニオ・デマルコ
恐らく、午後1時ごろから村田の試合が始まると思います。
ちなみに、解説は山中慎介さんです。
セミファイナルの試合が終わりました。3-0(97-93,96-94,92-92)でダダチェフの判定勝ちです。
さあ、いよいよ村田の試合です。
(いつも通り、にこやかに入場)
1R)
予想通りブラントは手数が多いですね。左ジャブをポンポン打ってきます。
村田も前に出ますが、手が出ていません。
2R)
村田は相変わらず左ジャブが少ないですね。
ブラントは予想に反して、積極的に前に出て、ワンツースリ―とテンポよくパンチを打ってきます。
村田はいつもよりガードが甘い気がします。
3R)
ブラントが先手先手で攻めてきて、村田は後手に回っています。
後半、プレスを強めて、左ボディをヒット。右もようやく出るようになりました。
4R)
村田はプレッシャーをかけて前に出ますが、手数は圧倒的にブランの方が多いですね。
それでも、ようやく村田らしいボクシングが見られるようになりました。
5R)
村田の左ジャブがコンスタントに出るようになりました。ブラントも手数は相変わらず多いですね。
しかし、村田の左ボディが効果的です。
ワンツーから左ボディがいいですね。
6R)
ブラントの手数がまた増えてきました。
村田も前に出てプレッシャーをかけますが、ブラントの動きがいいですね。
伝家の宝刀の右がなかなかクリーンヒットしません。
7R)
表情は明らかに村田の方が疲れていますね。顔のダメージもブラントはほとんどありません。
(出典:DAZN)
それでも右ストレートを打ち込み、左ボディもヒット。村田のガードがいつもより甘いのが気になります。
8R)
前半は村田がプレッシャーをかけて、右ストレートを打ち込みますが、ブラントも後半盛り返してきました。
村田はかなりパンチを被弾するようになってきましたね。
9R)
ブラントが完全にペースをつかんだ感じで、リズムよくパンチを放ってきます。
村田は、手数に圧倒され、守勢に回るシーンが多くなってきました。
ブラントのパンチで顎が上がり、見映えも良くないですね。
10R)
村田の右は完全に見切られていますね。
ブラントはフットワークを使い、テンポよくパンチを放ってきます。
村田の右は相変わらず、ブラントをとらえることが出来ません。
11R)
村田は打った後バランスを崩すシーンが目立ちます。珍しいですね。
ブラントはかなり余裕をもって、試合をコントロールしています。
左ジャブからワンツーで、村田の顔が跳ね上がります。村田のガードがますます雑になってきました。
倒さないと勝てません。気持ちばっかりが先走りしています。
12R)
村田が必死に追いかけますが、ブラントはフットワークを使って、これを捌き、ワンツーをヒット。
またも村田の顎が跳ね上がります。こんなにバランスが悪く、ガードの甘い村田は初めて見ました。
試合終了。
3ー0(118-110,119-109,119-109)の大差で、ブラントがタイトルを奪取しました。
村田の右は最後まで不発に終わりました。
この敗戦で失ったものはかなり大きいですね。