新人王西軍代表決定戦(2022年11月6日)MVPはS・フライ級の佐野遥渉が獲得

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(出典:WOWOW)

12階級が行われ、MVPはS・フライ級の佐野遥渉、敢闘賞はS・ライト級の野口海音、技能賞は二階堂迅がそれぞれ受賞しました。

◇ミニマム級5回戦
池田雅史(ハラダ)[2-0(48-48、48-47×2)] 宮澤蓮斗(蟹江)

長身の池田が常に前に出てパンチを放ち、宮澤も下がりながら的確なパンチを返していましたが、やはり池田のパワーと手数が勝りましたね。

◇L・フライ級4回戦
松江琉翔(JM・加古川)[TKO2回1分44秒]楢崎鎌(YANAGIHARA)

18歳同士の全勝対決です。左フックで楢崎がぐらつき、松江がコーナーに詰めて連打を畳みかけ、レフリーが試合を止めました。

◇フライ級4回戦
二階堂迅(ディアマンテ)[2-0(38-38、39-37×2)]坂井涼(畑中)

こちらも全勝対決です。解説の飯田さんが注目している対戦です。スキルの高い打ち合いでしたが、後半の二階堂の攻勢が接戦を制しました。

◇S・フライ級4回戦
佐野遥渉(平石)[TKO1回1分53秒]森大悟(大鵬)

佐野のボディブローで腰が折れた森が、佐野の上下の連打でロープに詰まり、レフリーが試合をストップしました。

◇バンタム級4回戦
松本海聖(VADY)[3-0(39-37×2、40-36)] 大城雄都(トコナメ)

ガードの堅い松本が序盤からペースを握り、ボディブローを効果的に決めて判定で勝利を獲得し、全勝をキープしました。

◇S・バンタム級4回戦
安村綺麗(ディアマンテ)[2-0(38-38、39-37×2)]進心輝(HKスポーツ)

全勝対決です。2ラウンドに明確なポイントを取った安村が、小差の判定で勝利を獲得しました。安村は5戦全勝となりました。

◇フェザー級4回戦
岡本恭佑(HKスポーツ)[3-0(39-37×3)]中村泰斗(ウォズ)

前半中村が積極的に攻めましたが、後半から岡本のボディブローが効果的にヒットしました。最終ラウンドは岡本が的確にパンチを決めてリードを広げた感じです。

◇ S・フェザー級4回戦
大谷新星(真正)[3-0(39-37×3]山辺蓮(市野)

強打者同士の対決、そしてMVP同士の注目の対戦です。大谷はサウスポーを苦にすることなく、パワーと手数で押し切りました。大谷は将来楽しみな選手ですね。

◇ライト級4回戦
船橋真道(KWORLD3)[3-0(39-37、40-36×2)]樋口優太(福岡帝拳)

まるで異種格闘技対決のようですね。舟橋は目がいいですし、反射神経も抜群です。樋口は柔らかい姿勢で前に出ます。空手対ボクシング。的確にパンチを放った舟橋が終始ペースを握り、勝利を手にしました。

◇S・ライト級4回戦
野口海音(ハラダ)[TKO1回2分58秒]藤﨑紘成(和光)

サウスポー対決です。開始1分弱、野口の右ジャブがカウンターになり、藤崎がダウンしました。タイミングで倒れた感じです。終盤、さらに野口が右フックで2度目のダウンを奪います。そして、左右のパンチを畳みかけ3度目のダウンを奪ったところでレフリーが試合を止めました。

◇ウェルター級4回戦
松岡陸(浜松堀内)[3-0(38-37×3)]矢野翔斗(ハラダ)

全勝全KO対決ですね。序盤矢野が優勢に試合を進めていましたが、1ラウンド終盤、松岡の右フックで、矢野がダウン。パンチ力は松岡の方がありますね。矢野もその後盛り返しましたが、及びませんでした。

◇ミドル級4回戦
大島光容(尼崎亀谷)[TKO4回1分25秒]端山征一郎(三松スポーツ)

3ラウンドまでお互い効果的なパンチがなく、退屈なラウンドが続いていましたが、4ラウンド中盤、大島の右ストレートがカウンターでヒットし、連打を畳みかけたところで、レフリーが割って入りました。

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