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カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)VSジョシュア・コンリー(アメリカ)
NABF北米S・ウェルター級王座決定戦(2018年10月13日)
(出典:WOWOW)
アダメスは、14戦全勝11KO、24歳。
将来のチャンピオン候補です。早ければ、来年あたりには世界戦が実現するかもしれませんね。
しかし「わしボク」的には、パワーに頼りすぎて、パンチの当て勘、キレが今一つという気がします。
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コンリーは、17戦14勝9KO2敗1分け、26歳。
デビュー以来11連勝を記録しましたが、今はホープの「踏み石」的存在になりつつありますね。
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この試合も、コンリーは前日計量で体重オーバー。試合に対する心構えがうかがえますね。モチベーションはかなり低いように思います。
明らかなローブローも体重オーバーのペナルティ?
アダメスがプレッシャーをかけ、コンリーをロープに詰め、強烈なボディブローを叩き込みます。
やや、低いかな?と思いますが、レフリーは特に注意しません。
そして、アダメスの明らかなローブローで、コンリーがダウン。
(これは明らかにローブローですが、アピールは受け入れらません)
コンリーがローブローをアピールしますが、レフリーは聞き入れず、カウントを開始します。
体重オーバーの失態に比べれば、ローブローの一発ぐらいは仕方がないですか?
パワフルなパンチを叩き込む
2ラウンドに入ると、アダメスはさらにプレッシャーを強め、コンリーは終始ロープを背負わされ、逃げ場がありません。
そして、アダメスのパワフルなパンチを叩き込まれ、とどめの左フックで、2度目のダウンを喫します。
「効いた」というより、パンチの嵐から逃れるためのダウンという感じです。
(右フックから左ストレート。しかし、どちらもクリーンヒットはしていません)
(派手なダウンの割にはダメージはなさそうです)
派手にダウンをしましたが、ダメージはさほどでもなさそうで、カウント8で試合が再開されます。
しかし、アダメスの追撃から逃れることはできず、また連打を叩き込まれて、それを回避するように3度目のダウン。
(コンリーは、またもや連打にさらされ、やや心が折れた感じでダウン)
レフリーはカウント9まで数え、コンリーの戦意が喪失してると判断し、試合をストップしました。
立ってきたのでカウントを止めたのでしょうが、9まで数えたら、カウントアウトのKOでいいでしょうに。
同じコンリーと対戦したジュリアン・ウィリアムスよりは、アダメスの方がパワーがありそうですが、ハイメ・ムンギアやジャレット・ハードのパワー系チャンピオンに比べると「パンチ力」で見劣りしますね。
余談ですが、「アダメス」という名前は「アメダス」と混同しそうで、気を付けていますが、間違ってたら、お許しください。