目次
有望株を独断と偏見でピックアップ
9月27日の2015年西日本新人王決定戦をSKY・Aで見ました。
もちろん録画ですが、その中で「光る」選手を何人か紹介したいと思います。
相変わらずの独断と偏見で選びましたので、例によって異論はたくさんあるでしょうね。
まず、判定勝利は無視しました。ボクシングは基本「KO」です。
それと将来性。したがってここでご紹介するのはライト級までです。それ以上の階級もKO決着しましたが、将来性はあまり感じませんでしたから。
フライ級
坂本真宏。4戦4勝3KO。2ラウンドKO勝ち。
(出典:SKY・A)
粗削りですがとにかくパンチ力があります。このクラスではこのパンチは魅力的ですね。思い切って打つので、見ていて気持ちがいいです。
1ラウンドから相手の村上博英をあっとしましたが、少し力みすぎて、2ラウンド前半は早くもスタミナ切れ状態でしたが、それでも後半、打ち合いになるとパンチ力の差が歴然と出ました。
右ストレート一発でKO勝ち。会心の一撃でした。
ライト級
松村智昭。5戦5勝3KO。1ラウンドKO勝ち。
(出典:SKY・A)
試合はあっけなく終わりました。
ゴングがなってすぐ、松村のジャブがカウンターになって、早くも角谷優がダウンしました。そして立ち上がった角谷にひっかけるような右オーバーハンドが決まり、ダウン。わずか42秒でした。
ダメージはなさそうでしたが、2ノックダウン制なので自動的にKO勝ちが決まります。松村はパンチ力だけでなく、足の運びがよかったし、動きもきびきびしていてばねがありそうでした。
ライトフライ級
ユーリー阿久井政悟。4勝2KO1分け。1ラウンドKO勝ち。
(出典:SKY・A)
さすがMVP。うまいですね。左ジャブもいいし、チャンスになった時の詰めも良かった。楽しみな選手です。
対戦相手が「香美の子 岡村ケントキッド」というユニークなリングネーム。最近こういう面白いリングネームの選手が増えましたね。
ウェルター級の「ジラフ麒麟 神田」は入場の時のTシャツやトランクスにも凝っていました。試合の方は1ラウンドKO勝ち。勝ってよかったですね。
Sフライ級
平野拳生。5戦5勝3KO。1ラウンドKO勝ち。
(出典:SKY・A)
将来性ではこの選手が一番かな、と思いました。
スピードはあるし、とにかく「強い」という感じがしました。楽しみな選手です。
日本新人王も取るでしょう。(あ~また嘘つき呼ばわりされそうな気がします。)
井上尚弥チャンピオンに早く追いついてほしいですね。
Sフェザー級
中谷有利。6戦6勝5KO。2ラウンドKO勝ち。
(出典:SKY・A)
この選手は以前「面白いボクサーを見つけた!」で紹介しました。
こちら ↓
相変わらずガードが低かったですが、それでも時折ガードしていましたから、相手によって対応してるのかもしれません。
左ボディ一発で沈めるところは、新人離れしていますが、このガードではいつか打たれます。
パンチ力はあります。打ち方が気持ちいいぐらい思い切りがよくスピードもありますね。どこまで辰吉丈一郎さんのレベルに迫れるでしょうか。