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203.堅実な井岡、パワフルな高山
WBA世界フライ級タイトルマッチ
井岡一翔VSロベルト・ドミンゴ・ソーサ
(自信満々の井岡と噂の美人マネージャー)
(こじるりさんも応援)
手堅い井岡
1ラウンドに対峙した時に井岡は相手の距離、パンチを見きったように見えました。
ボンクラ解説者の内藤さんは7ラウンドぐらいにようやく気がついたようです。
もう勝つのは間違いないと思いました。問題はKO出来るかどうかだけ。それがこの試合の焦点になっていたように思います。おそらく誰もが思っていたいことでしょうね。
よっぽどのことがない限り、ソーサのパンチを井岡がもらうことはないし、井岡はジャブで完全に相手の距離を見きっていたので、無理をしなければパンチをもらうことはないということが分かったような気がします。
淡々とポイントを稼ぐ井岡
これが確実に勝つボクシングなんでしょうが、実につまらない、スリリングのかけらのない、完全な井岡のペースで、淡々とラウンドを消化していたように思います。
まったく危なげのない、完璧に近いボクシングです。
これが統一戦並みの緊迫した設定の試合であれば、これでも十分ファンは納得したかもしれませんが、世界10位を相手の防衛戦では、あまりにも物足りません。
ボクシングはKOですよ。危険を冒しても攻めるのがプロのボクサーじゃないですか、井岡さん?
相変わらずのボンクラ解説者
最近の井岡の試合を見ていると、これが井岡のめざすボクシングなんだな、と実感する点がいくつもあります。
簡単に言うと、打たせずに打つ、まさにこれを完璧に近い形で実践していました。
ボンクラ解説者の内藤さんは「倒すなら手数が必要です」て、こんなコメントあほでも言えますよ。
井岡に絶対的に足らないのは、チャンスに一気に攻める手数ですから。最近の井岡の試合を見ている人なら、バカでもわかりますよ、内藤さん!
金もらってんなら、もっとましなコメント、解説をお願いします。
それと無口な解説者「鬼塚さん」。お通夜の帰りですか?
他にもっとまともな解説者が山ほどいると思います。
今日も、地味な試合がこのボンクラで暗い解説者でのおかげで、さらにつまらない試合になってしまいました。
一応結果は、井岡の大差判定勝ちです。
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
高山勝成VS原隆二
がっかりの原隆二
(原が元気なのはここまで)
田中恒成と接戦を演じた試合を見ましたので、もっとテクニカルなボクシングをしてくれると期待しましたが、ホントにがっかりです。
もう高山チャンピオンのパワーに押されっぱなしで、私が唯一原が優位だと思っていたテクニックも、むしろチャンピオンの方が上でしたね。
フィジカル面で完全に負けているのに、テクニックでもカバー出来ない、パンチ力もない、では勝つ要素は原隆二に全くなし。期待した私がバカでした。
スタミナが違いすぎる
手数が違うのはわかっていましたが、的確なパンチも打たれ強さもスタミナもすべて高山チャンピオンは上回っていました。びっくりです!
とくにスタミナは同じ練習をしてるのかな?と思うほど段違いでしたね。
田中恒成に負けた後、タイの観光ボクサーなんかとちんたら調整試合をやってるから、レベルの高いボクシングについていけないのだと思います。
あ~結果ね。高山の8ラウンドTKO勝ちです。左右の連打を浴びてロープにくぎ付けになった原をレフリーをレフリーが助け出しました。
(原はもう完全なスタミナ切れ、最低です)
日本人ボクサーでタイの観光ボクサーと軽い試合をやっている選手ほど、伸びないですね。角谷敦志や帝里木下がその典型だと思います。
私は以前から何度もこんなマッチメイクを組むのに警鐘を鳴らしていました。これならちょっとまともな日本人ボクサーとスパーリングする方がましですよ。
相手は遊びに来ているのですから。勝って当たり前ですよ。
この試合はどっちが勝っても、どでうでもいい試合ですが、それより、日本のボクサーがタイのノーランカーの観光ボクサーに勝って喜んでるのを見ると、情けないです。
相手は遊びですから、そこを理解しないと、今回の原隆二の舞になりますよ。
いずれにしても原はこれで終わりですね。