井上尚弥が4月25日にラスベガスで統一戦!モンスターの相手は誰だ?カシメロかウバーリか、それともリゴンドーか

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目次

(出典:WOWOW)

日程と場所の選定は終わった

井上尚弥が契約を結ぶトップランク社のボブ・アラム氏が、井上の次戦について日程と場所を明かしました。

4月25日、ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンター(1万2000人収容)で統一戦が行われるようです。

相手は誰?

ボブ・アラム氏は、相手については「ここでは明かせない」と明言を避けました。来週、中継局のESPNから正式に発表があるようです。

とりあえず、ESPNの発表を前に、「ワシボク」が統一戦の候補者を、あれやこれやと予想してみたいと思います。ルイス・ネリとゾラニ・テテが脱落したバンタム級戦線では、候補者は3人に絞られますね。

ジョンリール・カシメロ(フィリピン)WBO王者

(出典:WOWOW)

統一戦ということであれば、ゾラニ・テテ(南アフリカ)にTKO勝ちして、WBOの正規王者になったジョンリール・カシメロが最有力候補でしょうね。

33戦29勝20KO4敗、30歳。163cm。

2007年にデビュー、キャリア13年目の超ベテランです。2009年にWBOライトフライ級タイトルを獲得しいてます。これは初防衛に失敗。その後2011年に、IBFのフライ級タイトルに挑戦し、モルティ・ムザラネ(南アフリカ)にKO負けしています。

2015年にIBFフライ級王者のアムナット・ルエンロン(タイ)に挑戦し判定負けで、タイトル獲得に失敗しましたが、翌年の再戦で4RKO勝ちして、タイトルを獲得してます。2016年の初防衛戦では、チャーリー・エドワーズにもTKO勝ちしていますね。(エドワーズ戦)→https://www.boxing-blog.com/entry/2016-10-05-141321

そして、テテにTKO勝ちして、現在、3階級制覇チャンピオンです。しかも5連続KO勝利中。KO率は60%ですが、パンチ力は数字以上にあると思います。

井上と対戦したら、噛み合うでしょうね。候補者の中では一番危険な相手かもしれません。

ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)WBC王者

(出典:フジテレビ)

現在、バンタム級世界チャンピオンは2人しかいません。もう一人が、先日井上拓真に勝って2度目の防衛に成功したWBC王者のノルディーヌ・ウバーリです。

17戦全勝12KO、33歳。162cm(リーチ170㎝)

KO率は70%ですが、パンチ力はカシメロ方がはるかに上でしょう。拓真から4Rにダウンを奪っていますが、それほどダメージはなかったと思います。

ガッチリした上半身。パワーはかなりありますね。しかし、井上尚弥と真っ向から打ち合ってはこないでしょう。パンチの破壊力が違います。ウバーリなら楽勝?だと思っています。左ボディブローで悶絶させるのではないでしょうか。

ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)WBA1位

(出典:WOWOW)

本来なら、昨年12月に2位のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)WBA正規王座決定戦を行う予定でしたが、ソリスの手違いでアメリカに入国できず、試合は延期になりました。どうやら、2月8日に改めて行われるということですが、そうなると、日程的に難しくなりますね。

21戦19勝13KO1敗1分け、39歳。162cm(リーチ172㎝)

仮に、2月9日にソリスと戦って、タイトルを獲得したとしても、4月25日までインターバルが2カ月半しかありません。ソリス戦との内容次第ですが、リゴンドーにとっては、かなり強行スケジュールになることは否めませんね。

しかも、記録をたどっても、リゴンドーはバンタム級では一度も戦っていませんね。S・バンタム級なら、一番の強敵でしょう。バンタム級でどこまでパフォーマンスを見せることが出来るのか、ソリス戦を見てみないと、何とも言えません。

仮に、井上と戦うとしたら、一番やり難い相手でしょうね。フリオ・セハ戦のようなファイトスタイルで来たら、かなりスリリングな試合展開になるでしょう。リゴンドーのパンチ力は、カシメロ以上かもしれません。なかなかクリーンヒットを許さない独特のボディワークも、井上にとっては「未知との遭遇」でしょうね。

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