イギリスS・ウェルター級の新星、ハムザ・シェラーズがTKO勝ちで全勝をキープ VSライアン・ケリー(WBOヨーロッパS・ウェルター級王座決定戦)

ハムザ・シェラーズ(イギリス)VSライアン・ケリー(イギリス)

(出典:WOWOW)

WBOヨーロッパS・ウェルター級王座決定戦

シェラーズは、9戦全勝5KO、20歳。190cm。

ケリーは、16戦14勝7KO2敗、25歳。178cm。

試合経過)

イギリスS・ウェルター級期待の新星、シェラーズの「お手並み拝見といきますか。」

1R)長身のシェラーズが長い距離をキープ

長身のシェラーズが、下がりながら長いワンツーを放ちます。ケリーは上体をゆすりながら前に出て、距離を詰めようとしています。2分過ぎに、ケリーが中に入ったところへ、シェラーズの右アッパーが顎をとらえました。

ケリーは距離を詰めても、シェラーズの堅いガードに阻まれ、なかなかクリーンヒットを当てることができません。

2R)シェラーズが連打でペースをつかむ

ケリーは上体をゆすって、何とか距離を詰めようとしています。シェラーズは接近戦でも、長い腕をたたんで、フック、アッパーをケリーのガードの隙間にヒットせています。

ラウンド中盤、コーナーに詰まったシェラーズが、左右の長いワンツーをヒットし、さらに連打を畳みかけます。さすがにパンチの威力はそれほどでもありませんね。しかし、アッパー、フックを上下に打ち分け、パンチは多彩です。特に左のアッパーは、背の低いケリーの顎を再三とらえています。パンチの当て勘も非常にいいですね。

ケリーも反撃に転じますが、シェラーズの堅いガードに阻まれ、有効打を放つことが出来ません。

3R)ケリーが反撃、シェラーズは小休止

シェラーズが、長い左ジャブで距離をキープしています。そして、ケリーの入り際に右アッパーを狙っていますね。ケリーも容易に距離を詰めることが出来ません。このラウンド、シェラーズはスタミナ温存を図っている感じです。ケリーは接近して、左右のボディを放ちます。シェラーズは、左ジャブとフットワークで ひたすら距離をキープすることに専念しました。

4R)シェラーズのコンビネーションがヒット

ケリーがかなり距離を詰めてきました。しかし、シェラーズは左右のフットワークで接近を許しません。シェラーズが左フックを上下に放ちます。リーチの長さをうまく使っていますね。

中盤、ケリーが左右のボディを放ちますが、シェラーズも右ストレートから左ボディで逆襲します。なかなかいいコンビネーションですね。ケリーは距離を詰めても、そこからの攻撃がありません。逆にシェラーズの左ボディがヒットします。長身でほっそりしたシェラーズですが、ケリーにパワー負けしていませんね。

5R)両者ともややペースダウン

ケリーはとにかく距離を詰めなければ話になりません。しかし、シェラーズは長いジャブと、左右のフットワークで、なかなか接近を許しません。

この回はお互い手数が減っています。ケリーは接近して左右のボディブローを放ちますが、いずれもガードの上です。者ラーズは接近して、左アッパーを突きあげます。ラウンド終盤、シェラーズの右打ち下ろしがきれいにヒットしました。

6R)

シェラーズの長いワンツーが、ケリーの顎をとらえます。この回はシェラーズも距離を詰めて、接近戦で打ちあっています。シェラーズの長いボディフックが効果的です。

残り40秒、ケリーの不用意な左ジャブに合わせて、シェラーズの右ストレートがカウンターでヒットし、ついにケリーがダウン。抜群のタイミングでしたね。

(打ち下ろしの右カウンター)

しかし、ケリーはカウント8で立ってきました。シェラーズは左右の長いフックを振り回し、ケリーをロープに詰めます。

そして、さらに左フックをボディからテンプルにダブルで放ったところで、ケリーがロープに腰を落とし、レフリーが試合をストップしました。

6RTKO勝ちでシェラーズがタイトルを獲得しました。これで、10戦全勝。イギリスのS・ウェルター級の新星、なかなか期待できそうですよ。今年あたり、WBOのランキングに顔を出してくるかもしれませんね。

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