さあ、今度は村田諒太の出番ですよ! VSスティーブン・バトラー(WBA世界ミドル級タイトルマッチ)12月23日

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目次

(出典:フジテレビ)

村田諒太(帝拳)VSスティーブン・バトラー(カナダ)

WBA世界ミドル級タイトルマッチ(2019年12月23日)

村田は、16戦15勝12KO1敗、33歳。

バトラーは、30戦28勝24KO1敗1分け。WBA9位。24歳。

WBAでは9位ですが、WBOでは1位にランクされていますし、IBFでも8位ですから、決して侮れない相手です。2017年にブランドン・クックにTKO負けしたからは、10連勝(9KO)中です。

ちなみに、ブランドン・クックは、2018年にハイメ・ムンギアに挑戦して、3RTKO負けしています。ムンギアVSクック→https://www.boxing-blog.com/entry/20180919

「わしボク」の勝手な戦力比較

体格

      身長      リーチ

村田    183㎝    184㎝

バトラー  182㎝    203㎝

身長はほぼ同じですが、バトラーはリーチが20㎝近く長いですね。村田がこの距離の差をいかに埋めるかかが、大きなポイントになりそうです。

戦力(パンチ力、テクニック、パワー)

パンチ力

KO率80%というだけあって、右はかなりパンチがありそうです。エンジンがかかるとかなり手数も多く、攻撃は多彩ですね。

結構好戦的で、リーチを生かしたアウトボクサーというタイプではなさそうです。また、いきなり打つ右ストレートは、予想以上に伸びてくるでしょうから要注意です。とはいえ、パンチ力は互角か、やや村田が上でしょうね。

テクニック

バトラーはボディワークを使ったディフェンスが巧みで、上体が柔らかく防御勘はなかなか優れています。 離れて戦うとなかなか村田のパンチを当てるのは難しかもしれません。 基本がしっかりしている感じがします。 手数も多いので、ポイント勝負になると、ロブ・ブラント戦(初戦)の二の舞になる危険性はありますね。

パワー

しかし、村田が距離を詰めて接近戦に持ち込めば、パワーの違いで徐々にバトラーを追い込めると思います。唯一の1敗がTKO負けですから、決して打たれ強くはないでしょうね。バトラーは下(S・ウェルター級)から上がってきた選手ですので、パワーでは村田に軍配が上がるでしょう。

展開

序盤から村田が積極的に打って出えるでしょう。問題は、バトラーがどんな作戦で来るかです。おそらく、下がりながら距離をとって、村田の打ち終わりにポンポンと軽いパンチを放ちながら、手数で勝負してくるでしょう。時折、強いパンチを打ちこんでくるので、注意が必要です。しかし、接近戦に持ち込めば、パワーの違いで、村田に後半KOチャンスが…

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