目次
フェザー級4回戦(技能賞)
前田稔輝(グリーンツダ) 判定 福永輝(沖縄ワールドリング)

福永は、中日本・西部日本代表。4戦全勝4KO、20歳。
前田は、西日本代表。2戦全勝2KO、23歳のサウスポー。
パーフェクトレコード同士、注目の一戦ですね。福永が前に出て、距離を詰めようとしています。長身のサウスポー前田は、右ジャブを突いて距離をとります。先に仕掛けるのは福永。前田はよく見て、左のカウンターを狙っています。3ラウンドは、前田の左ストレートが何発かヒットしました。強引に前に出る福永ですが、左右のパンチはほとんどヒットしません。パンチの的確性で上回った前田が、判定(3-0)で決勝へコマを進めました。
S・フェザー級4回戦
岩崎淳史(フジタ)引き分け 岸田聖羅(千里馬神戸)

岩崎は、中日本・西部日本代表。10戦5勝1KO3敗2分け、29歳。
岸田は、西日本代表。5戦3勝1KO1敗1分け、21歳。
序盤からもみ合いの多い展開です。徐々に前に出てパンチを放つのは、岸田ですが、ほとんどクリーンヒットはありません。3ラウンドからようやく、お互いパンチが出るようになってきましたが、あまり有効打のない展開ですね。それでも4ラウンドは結構激しい打ち合いが見られました。判定(1-1)はドローでしたが、岩崎が勝者扱いとなりました。
ライト級5回戦
藤田健介(千里馬神戸) 不戦勝 二熊亮成(平仲BS)

S・ライト級4回戦(敢闘賞)
藤田裕崇(名古屋大橋)2RTKO 高橋拓也(寝屋川石田)

藤田は、中日本・西部日本代表。4戦全勝4KO、24歳のサウスポー。
高橋は、西日本代表。2戦1勝1KO1敗、30歳。
藤田は、今大会注目の選手です。初回から、高橋が前に出て積極的に打って出ます。2ラウンドは、高橋が反撃に転じますが、藤田の右フックがヒットし、高橋がダウンします。立ってきた高橋に、藤田が連打で襲い掛かり、最後は強烈な右フックでダウンを奪い、2度目のダウン。レフリーがすぐに試合をストップしました。
ウェルター級4回戦
安井誉(森岡) 1RTKO 能嶋宏弥(薬師寺)

能嶋は、中日本・西部日本代表。3戦全勝2KO,24歳。
安井は、西日本代表。6戦3勝3KO1敗2分け、20歳。
能嶋は、前かがみのやや変則的な構えです。先に仕掛けたのは安井です。そして、2分過ぎ、安井の右ストレートがヒットし、さらに左ストレートから返しの右フックで、能嶋がバラスンスを崩し、ロープに頭を突っ込んだ体勢になります。すぐに体勢を立て直した能嶋に、安井の左フックがヒットし、必死でクリンチに逃げますが、安井がさらに左右フックを畳みかけると、レフリーが試合をストップしました。
ミドル級4回戦
国本泰幸(金沢) 判定 新山十士(広島三栄)

新山は、中日本・西部日本代表。5戦1勝4敗、23歳。
国本は、西日本代表。2戦全勝1KO、23歳。
お互い手数が少なく、前半はほとんど有効打はありません。3ラウンドぐらいから、新山が前に出て、試合が動き出しましたが、決め手になるようパンチの交換はありません。最終ラウンドの後半になって、ようやくお互い手数が増えてきましたが、やや的確なパンチが多かった国本が、判定(3-0)で決勝へコマを進めました。