ゲンナディ・ゴロフキンがダウンを奪いながらも大苦戦で王座獲得 VSセルゲイ・デレビヤンチェンコ(IBF世界ミドル級王座決定戦)DAZNで生配信

(出典:DAZN)

ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)VSセルゲイ・デレビヤンチェンコ(ウクライナ)

IBF世界ミドル級王座決定戦(2019年10月5日)

ゴロフキンは、41戦39勝35KO1敗1分け、37歳。IBF3位。

昨年9月にカネロ・アルバレスに敗れて以来、再起第二戦目でタイトル獲得のチャンスが巡ってきました。

デレビヤンチェンコは、14戦13勝10KO1敗、33歳。IBF1位。

昨年10月にIBF王座決定戦で、ダニエル・ジェイコブスに1-2の僅差で判定負しています。

本来は、指名挑戦者のデレビヤンチェンコが、タイトルに挑戦する予定でしたが、カネロがデレビヤンチェンコとの対戦を拒否したため、IBFがタイトルをはく奪しました。 そして、空位になった王座を、デレビヤンチェンコとゴロフキンとで争うことになった次第です。

展開が予想しにくい試合

178㎝のゴロフキンに対して、171㎝のデレビヤンチェンコ。ゴロフキンもこれほど背の低い相手とは対戦したことがないと思います。(いい加減な記憶です)ゴロフキンは、ガンガン前に出てプレッシャーをかけるタイプですが、デレビヤンチェンコも手数の多いファイターです。

ジェイコブス戦では、初回にダウンを奪われていますが、ほとんどダメージはなかったように見えました。かなり打たれ強い頑丈なファイターですから、ゴロフキンも倒すのは容易ではないでしょうね。ゴロフキンがどう戦うのかが、勝敗のカギになるでしょう。かなり僅差の判定決着になりそうな気がします。

結構豪華なアンダーカード

WBAインターコンチネンタルS・ライト級王座決定戦

イワン・バランチク(ベラルーシ)VSガブリエル・ブラセロ(プエルトリコ)

WBSS準決勝で、ジョシュ・テイラーに判定負けしたっバランチクの再起戦です。

WBAインターコンチネンタルS・ウェルター級タイトルマッチ

イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)VSアレハンドロ・バレラ(メキシコ)

マドリモフは、3戦全勝3KOのアマチェアエリートです。

WBCインターナショナル・シルバーS・ミドル級タイトルマッチ

アリ・アクメドフ(カザフスタン)VSアンドリュー・ヘルナンデス(アメリカ)

アクメドフは、15戦全勝11KO。ゴロフキンの後継者と言われています。

これ以外に4試合ほどアンダーカードが組まれているようです。10時から配信ですが、どの試合から始まるのかは分かりません。

試合経過)

両選手とも前日計量をパスしたようです。

1R)いきなりデレビヤンチェンコがダウン

体格はそれほど変わらない感じがします。デレビヤンチェンコが先に仕掛けます。ゴロフキンも前に出てプレッシャーをかけます。デレビ(デレビヤンチェンコは長いので、デレビで勘弁してください)の方が手数は多いですが、プレッシャーはゴロフキンの方が強そうです。

2分過ぎ、ゴロフキンの右フックがデレビのテンプルにヒットし、デレビがダウンしました。すぐに立ってきて、それほどダメージもなくこのラウンドを持ちこたえました。

2R)ゴロフキンにいつもの勢いがない

デレビにダメージは感じられませんね。動きも問題なさそうです。ゴロフキンが左フックのダブルを放ちましたが、それほど積極的に攻めていきません。デレビはパワーがありそうです。ゴロフキンにいつもの勢いが感じられません。

3R)デレビヤンチェンコの手数が増えてきた

ジャブの差し合いから、デレビがボディブローからゴロフキンをロープに詰めます。デレビの手数が増えてきました。ゴロフキンはこの回、やや防戦一方に追い込まれています。

ゲレビはボディを狙っています。ゴロフキンは嫌がっていますね。ゴロフキンがワンツーをヒットしましたが、デレビはボディブローを返します。

4R)デレビヤンチェンコがボディ狙い

ゴロフキンが左右のボディアッパーを放つと、デレビも右フックを返していきます。デレビが前に出てプレッシャーをかけ、ボディブローを執拗に狙います。ゴロフキンが左ジャブを突いて前に出ると、デレビもボディブローを放って前に押し返し、ワンツーをヒットします。終盤、ゴロフキンが少し強めに左右のフックを打ち込みました。

5R)ゴロフキンがボディにダメージ

4ラウンドに右目をカットしたデレビのドクターチェックの後、試合再開。

デレビが前に出て連打を浴びせます。ゴロフキンはまたガードを固めて手が出ません。デレビの打ち終わりに、ゴロフキンが左右のフックを返します。しかしデレビの手数は止まりませんね。

そして、デレビの左ボディブローが、ゴロフキンのストマックあたりにヒットし、ゴロフキンがロープへ下がります。これは明らかに効きましたね。

6R)ゴロフキンの手数が少ない

ゴロフキンが少し強めに前に出ますが、手数が少なく、デレビがボディブローを返してきます。ゴロフキンもジャブを突いて前に出ますが、デレビがワンツーで反撃します。デレビはとにかく手数が多いですね。

ゴロフキンの左フックが空を切ります。終盤にゴロフキンがワンツーからアッパーを放ちます。

7R)デレビヤンチェンコのボディ攻撃

お互い接近してボディブローの応酬。ここでもデレビのボディブローの方が手数で勝り効果的です。ゴロフキンが右フックをヒットすると、デレビはボディから上へパンチを返します。手数の多いデレビに、ゴロフキンは大苦戦です。終盤にゴロフキンがワンツーをヒットしました。

8R)ボディが効いて苦しいゴロフキン

ゴロフキンは苦しくなってきましたね。ボディブローが効いて、パンチにいつものパワーがありません。ここでも、デレビの右目のドクターチェック後に合試合が始まります。

ゴロフキンが左ジャブを突いて前に出ますが、デレビがボディブローから左フックを放ち、ゴロフキンが下がります。デレビの手数に圧倒されている感じです。ゴロフキンがプレッシャーをかけて前に出ますが、先にデレビのパンチが飛んできます。

9R)パワーでもデレビヤンチェンコに軍配

ゴロフキンのアッパーがヒットしました。しかし、デレビはお構いなしに連打を放って、ゴロフキンを追いかけます。ゴロフキンは完全にパワー負けしていますね。ゴロフキンが左ジャブを突いて、何とか立て直そうとしますが。デレビが必ずパンチを返してきます。終盤に、ゴロフキンの右アッパーから左フックのダブルがヒットしましたが、いつもの威力はありませんね。

10R)ゴロフキンのパンチにキレがない

ゴロフキンの空振りが目立ちます。すかさずデレビが連打でゴロフキンをロープに追いつめます。ゴロフキンは防戦一方になり、かなり苦しい展開です。

ゴロフキンもボディへパンチを放ちますが、その3倍ぐらいデレビのパンチが返ってきます。終盤、デレビのワンツーがヒットし、反撃したゴロフキンの強引なフックは空を切ります。

11R)デレビヤンチェンコは執拗にボディ攻撃

ゴロフキンは前に出るものの、先にパンチを放つのはデレビです。ゴロフキンが左右のフックを放つと、デレビは執拗にボディブローを打ってきます。終盤、ゴロフキンが右フックをヒット、デレビはボディブローを返します。

12R)このラウンドは採点が分かれるでしょう

デレビの動きは止まりません。ゴロフキンも必死に攻め込みますが、そのパンチにはスピードも威力もなさそうです。かなり疲れていますね。動きにもキレがありません。デレビもさすがに疲れたのか、パンチに的確性を欠き、もつれ合う場面が多くなってきます。

お互い決め手のないラウンドは、後半、もみ合いに終始しゴングが鳴らされました。

手数では圧倒的にデレビですが、パンチの的確性ではゴロフキンに分があるように見えました。それと最初のダウン。予想通り微妙な判定になりそうです。

判定は、3-0(114-113、115-112、115-112)で、ゴロフキンが再び王座に返り咲きました。ちなみに「わしボク」の採点は、114-113でデレビヤンチェンコです。今日のゴロフキンなら、村田諒太に十分チャンスがありますよ。

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4 Comments

オサリバン

こんばんは

今回は調整ミスなのか?それとも年齢による衰えなのか?
判断が難しいところですね。
個人的にはミスであってくれ!
と願うばかりです。

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わしボク

オサリバンさん、コメントありがとうございます。
「わしボク」の勝手な想像では、
1.初回のダウンを奪ったときに拳を痛めた(ダウンを奪った後の追撃がなかった)
2.5ラウンドにもらったボディブローが効いてしまった(以前からボディが弱点)
てなことを考えてみましたが、やはりピークが過ぎたことは間違いないですね。

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ななし

ゴロフキン陣営によると試合前からゴロフキン選手は何かの病気にかかっていたみたいで試合の時も体調が悪かったみたいです
それに加え37歳という年齢とこれまでのダメージの蓄積による衰えもあると思います

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わしボク

ななしさん、コメントありがとうございます。
ダウンを奪った初回から動きに切れがなかったですね。いつもなら、恐ろしいほど畳み掛けてフィニッシュするのに。いずれにしても、ピークは過ぎた感じがします。

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