「ハイメ・ムンギア様、恐れ入りました。」「わしボク」脱帽の破壊力でサダム・アリを粉砕

サダム・アリ(アメリカ)VSハイメ・ムンギア(メキシコ)

WBO世界S・ウェルター級タイトルマッチ(2018年5月12日)

(出典:WOWOW)

アリは、27戦26勝14KO1敗、29歳。

昨年12月にミゲール・コットから奪ったタイトルの初防衛戦です。

ムンギアは、28戦全勝24KO、21歳。WBO4位。

リアル・スミスのピンチヒッターとして、急きょタイトル挑戦のチャンスを得ました。

実は、このムンギアは、前回の「わしボク」で将来性に疑問符を付けた新鋭です。

メキシコ期待ホープ ハイメ・ムンギア でも「わしボク」は将来性には疑問符をつけます VSホセ・カルロス・パス

「わしボク」ホントに見る目がないですね

183㎝のムンギアは、アリより一回り大きく見えます。

しかし、動きに無駄がなく、特に左フックは切れ味最高ですね。

初回、早くもムンギアの破壊力抜群の左フックでアリがダウンします。右ボディから返しの左フック。やや打ち下ろし気味で、見事にアリの顎を打ち抜いています。

これは、効きましたね。これで決まったと言ってもいいぐらいです。

立ってきたアリに、ムンギアが襲い掛かります。

そして、今度は左ジャブから右フックをヒットさせ、2度目のダウンを奪います。

足に力が入らないような感じで、バランスを崩したようなダウンです。立ってきたアリのダメージは深刻です。

ムンギアの圧倒的なパワーに、アリは手も足も出ませんね。

それでもアリは、何とか初回を切り抜けました。

アリは、2ラウンドはひたすらダメージの回復に専念し、ロープ伝いにムンギアの追撃をかわします。

しかし、ムンギアは決して慌てませんね。落ち着いてプレッシャーをかけ、チャンスを待っています。

そして、ラウンド終了残り10秒弱。今度は左ジャブで距離を図り、右ストレートをアリの顎に叩き込みます。

大きく体勢を崩したアリをロープに追いつめ、連打を浴びせると、アリは3度目のダウン!

立ってきたアリはゴングに救われます。

(距離感抜群の右ストレートが蟻の顎を打ち抜く)

足に力が入らず、崩れるようにダウン)

落ち着いて獲物を狙うムンギア

3ラウンドに入っても、ムンギアは一気に攻めません。

落ち着いて獲物を狙うハンターのようです。

アリはもう本来のスピードがありません。

ムンギアは、必死で反撃するアリのパンチを、上体の動きだけでかわします。

 

4ラウンドが始まる前に、ドクターチャックが入りました。

何とか再開した4ラウンドでしたが、衝撃の結末が待っていました。やめとけばよかったですね。

このラウンドはムンギアが倒しに来ました。プレッシャーが明らかに強くなっています。

そして、ムンギアのノーモーションの左フックが、アリの顎を打ち抜くと、アリは4度目のダウンを喫し、ついにレフリーが試合をストップしました。

(ノーモーションの左フック。これは恐ろしいパンチです)

解説の西岡利晃さんは「アリは、全く見えなかったみたいですね。」

「左ジャブのタイミングでフックが飛んできたので、見えなかったのでしょう」

なるほどね~

とにかく、狙いすました左フックでした。

ムンギアの武器は、左フックですね。初回のアリの左に合わせて打ってくる左フックは、特に序盤はかなり危険なパンチです。同じタイミングで、ボディへも打ってきます。これも威力十分です。

 

それにしても、ムンギアのパワーには恐れ入りました。アリは全く何にもできませんでした。

「わしボク」は相変わらず見る目がありませんね。こんな逸材を「将来性に疑問」とか言ってるようじゃダメです。ムンギア様、「わしボク」は深く反省しております。

この超新星は、ジャレット・ハードやジャーメル・チャーロにとっては脅威ですよ。

183㎝の体格は、ミドル級でも十分通用します。実際、ゴロフキンの対戦相手として名前が上がりましたからね。

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