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ホルヘ・リナレス(ベネズエラ・帝拳)VSメルシト・へスタ(フィリピン)
WBA世界ライト級タイトルマッチ(2018年1月28日)
(出典:WOWOW)
リナレスは46戦43勝27KO3敗、32歳。これが3度目の防衛戦となります。
へスタは34戦31勝17KO1敗2分け、30歳。WBA15位のサウスポーです。
へスタは、これが2度目の世界挑戦。2012年に当時のチャンピオン、ミゲル・バスケスに挑戦し大差の判定で敗れています。
序盤にフィリピン人特有の大振りのパンチを、不用意にもらうことがなければ、後半にリナレスのKOチャンスが訪れるような気がします。
しかし、へスタの右フックは要注意ですね。
試合経過)
アンダーカードがKO決着で終わりました。
どうやら、リナレスの試合がセミファイナルのようです。
1R)
結構へスタが積極的に飛び込んでいます。パッキャオに似ていますね。
リナレスは右のカウンターを狙っています。
ヘスはパワーがありまよ。リナレスの右が速い!
終盤、へスタの左ジャブが2発ヒット。
2R)
距離がちょっと近すぎます。右フックはへスタの方がパンチがありそうです。
接近した時のこの右フックが怖いですね。相討ちは危険です。
3R)
リナレスのパンチがヒットし出します。
(徐々にスピードの差を見せ付けます)
リナレスの動きがよくなってきました。
ようやくリナレスの距離になってきましたね。へスタが中に入りにくくなってきたようです。
4R)
リナレスの手数が増えてきた感じです。へスタの動きが読めてきたようです。
5R)
へスタがまた出てきました。右フックが怖いですね。
(へスタの右フック。スエーでパンチを殺しますが、リナレスは体が残ったままの悪い癖が出てます)
この15位はかなり強いです。
リナレスはカウンターを狙っています。
中盤、リナレスが連打を見せます。
終盤、へスタが強引に打ってきました。
6R)
リナレスは、へスタの右フックは見えていますね。
へスタが強引に出てきました。リナレスが少し押され気味になってきました。
至近距離でお互いのパンチが交錯します。スリル満点です。
7R)
へスタはパワーがありますね。
この回は、リナレスが結構パンチをヒットしています。リナレスは軽めのパンチで、スピードを重視していますね。
しかし、時折へスタの恐いパンチが飛んできます。
8R)
へスタはまだまだ動きがいいですよ。
へスタは左ストレートを多用し出しました。リナレスの手数が少し減りました。
最後、リナレスの右ストレートがヒットしました。
9R)
まだ、リナレスは完全にペースをつかめていませんね。
へスタが強引にフックを打ってきますが、クリーンヒットしていません。
リナレスのパンチは相変わらず速いですね。少しずつスピードの差が出てきた感じがします。
10R)
少しリナレスに余裕が出てきた気がします。
この回、へスタが勝負に出てきた感じです。リナレスも応戦しますが、へスタのプレッシャーが強い。
リナレスは、相手の攻撃をいなしています。
11R)
へスタが出ています。リナレスは右カウンターをヒットしました。
リナレスはへスタの攻撃をうまくかわしながら、ショートパンチを当てています。
12R)
リナレス、油断は禁物です。へスタはまだ十分スタミナが残っていますよ。
積極的にへスタが打ってきます。おっと、へスタの左フックのカウンターがヒットしました。
へスタは最後までガンガン出てきます。リナレスは無理をしません。
いや~、へスタは予想以上に強敵でしたね。
3-0(118-110,118-110、117-111)でリナレスが3度目の防衛に成功しました。
思った以上に、ポイントは差がついていましたね。