小さな巨人、重岡銀次朗が72秒でWBOアジアパシフィック王座獲得 VSクライデ・アザルコン

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重岡銀次朗(ワタナベ)VSクライデ・アザルコン(フィリピン)

(出典:TBSチャンネル)

WBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦(2019年7月27日)

重岡は、3戦全勝2KO、19歳。WBOアジアパシフィックミニマム級3位。

アザルコンは、18戦15勝5KO2敗1分け、23歳。WBOアジアパシフィックミニマム級4位。

試合経過)

重岡は身長153㎝の小さな体ですが、そのパンチは強烈な破壊力を秘めています。アマチュア高校五冠もすごい記録ですが、唯一の1敗は実兄との対戦で、試合開始早々タオル投入による棄権ですから、実質、アマチュア無敗のスーパーホープです。

サウスポーの重岡が右ジャブを突きながら、じわじわと前に出てプレッシャーをかけます。アザルコンは下がりながら、コーナーに詰まって苦し紛れにスイング気味の左フックを放ちますが、これは重岡が軽くステップバックしてかわします。

開始36秒。重岡がアザルコンをロープに詰めて、重い右ボディブローを叩き込みます。前に出る重岡に対して、アザルコンは大きなスイングの左右フックを放ちますが、これは重岡に完全に見切られます。

そして、1分過ぎ、重岡の左フックがアザルコンのボディをとらえます。

(ストレートに見えましたが)
(左フックが、アザルコンのわき腹にめり込んでいます)

アザルコンはしゃがみ込むようにダウンします。のたうち回るアザルコン、最後は、拝むような姿勢でテンカウントを聞きました。

(アザルコンはしばらく立ち上がることが出来ませんでした)

何と、わずか72秒で、WBOアジアパシフィックタイトルを獲得しました。井上尚弥を彷彿させる圧巻の秒殺でしたね。来年中には間違いなく世界を狙えると思いますよ。

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