井岡一翔の相手は、ジェイビエール・シントロンに決定。江藤光喜はリマッチで完敗(WBO世界S・フライ級挑戦者決定戦) 

江藤光喜(白井・具志堅)VSジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)

(出典:WOWOW)

WBO世界S・フライ級挑戦者決定戦(2019年8月2日)㏌アメリカ

江藤は、30戦24勝19KO4敗1分け1NC、31歳。WBO2位。

前回の試合が、無効試合(ノーコンテスト)になってしまい、今回は3か月のインターバルをおいてのリマッチです。今度はしっかりとパンチで倒したいですね。

シントロンは、11戦10勝5KO1NC、24歳のサウスポー。WBO3位。

前回は、江藤の頭に倒され、あわやKO負けになるところでした。

試合経過)

1R)前に出る江藤、下がるシントロン

前に出るのは長身の江藤。シントロンは、下がりながら江藤の右ストレートにカウンターを合わせてきます。プレッシャーをかける江藤の動きが止まると、シントロンがワンツーを放ってきます。シントロンの右フックが、江藤のボディから顔面をとらえます。スピードはシントロン方がありますね。

2R)江藤が早くもダウン

シントロンのいきなりの左ストレートで、江藤がバランスを崩します。そして、今度はその左ストレートがジャストタイミングで、江藤をとらえ、尻もちをつくようにダウン。

(巻き込むように打つ、コークスリューパンチですね)
(足が揃ったところにミラった感じです)

立ってきた江藤に、シントロンが襲い掛かり、江藤が右を放ってバランスを崩し、スリップダウン。まだ、ダメージが残っていますね。しかし、江藤は前に出ます。シントロンは無理に応戦せず、下がりながら、チャンスを狙っています。

3R)江藤が反撃

この回も江藤が前に出て積極的にパンチを放ちます。シントロンは左右のステップで、江藤の攻撃を捌きます。江藤にダウンのダメージは感じられませんね。江藤のプレッシャーに、シントロンはパンチを外すので精一杯です。

中盤はシントロンも足を止めて応戦。お互いのパンチがカウンター気味に交錯します。江藤のパンチも何発かヒットしていますよ。江藤が右目じりから出血がみられます。シントロンは下がりながらパンチを放ちますが、パンチの威力では江藤の方がありそうですね。

4R)江藤のプレッシャーが強くなる

江藤が前出て、シントロンが左右のステップで、左のカウンターを狙っています。しかし、江藤のプレッシャーが強く、やや防戦一方に追いやられます。ラウンド後半は、時折シントロンが足を止めて、スリリングなカウンターパンチを放ち、江藤もこれに応戦します。パンチの正確性ではシントロンかな。

5R)シントロンのステップが速い

前に出るのは江藤。シントロンは左右のステップで江藤の攻撃をかわします。そして、時折、足を止めて、思い切った左右のフックをカウンター気味に放ってきます。そして、クリンチで江藤の反撃を断ちます。

江藤の追い足も少しずつ鈍ってきて、シントロンのステップについていけなくなってきていますね。

6R)江藤のパンチが空回り

江藤は前に出て、シントロンの打ち終わりを狙ってます。ただ、江藤の手数が減ってきて、シントロンはコンパクトなパンチでポイントを稼ぎます。1分過ぎにシントロンの右がまたカウンター気味にヒットしましたが、見た目ほど威力はなさそうです。しかし、追いかける江藤のパンチに、精彩がなくなってきました。

7R)シントロンのステップが止まらない

江藤が前に出て追いかけます。シントロンは右へ左へサークリングしながら、カウンターを放ちます。江藤の動きにスピードが戻りましたが、なかなかシントロンを捕まえることが出来ません。そして、接近するとシントロンのコンパクトなカウンターパンチが飛んできます。

8R)江藤のパンチを見切ったシントロン

江藤が追いかけます。シントロンは逃切り態勢に入ったか、江藤と打ち合う気はなさそうです。そして、江藤が止まるとうまく休んでいます。解説のジョー小泉さんが「シントロンは余裕を持ってきて、江藤のパンチを見切っていますね」。おっしゃる通り、シントロンに余裕が見られます。射程距離に入ると、コンパクトなパンチをヒットさせます。

9R)逃げ回るシントロン

余裕を持ったシントロンが、ロープに詰まった時に江藤の左フックを2発もらいましたが、シントロンは速いステップで江藤の追撃を許しません。右へ左へ逃げ回ります。こうなると、さすがに江藤は追いつきません。シントロンはもうなりふり構わず逃げ回ります。シントロンは右へ左へサークリングして、詰まるとクリンチ。しかも、江藤のガードが甘くなると、コンパクトパンチをヒットします。

10R)シントロンが逃げ切る

もう倒すしかない江藤。シントロンは下がりながら、ひたすらカウンターだけを狙ています。江藤が止まると、コンパクトなワンツー、そして、クリンチ。決して江藤とは打ち合いません。さすがのシントロンも最終ラウンドはやや動きが鈍ってきましたが、江藤のパンチも大振りで精彩を欠きます。

3-0(99-90、99-90、99-90)の大差で、シントロンが井岡一翔への挑戦権を獲得しました。

井岡VSシントロン

何だかかみ合わない展開になりそうな気がします。井岡はこういう長身のサウスポーは苦手でしょうね。井岡が自分の距離で戦うチャンスを作れば、倒せると思います。(井岡:165㎝、シントロン:168㎝)

シントロンはタイミングで倒すパンチで、威力自体は井岡の方がはるかに上です。怖さはないですが、長身のサウスポーは距離が遠いし、あの左右の速いステップワークは、捕まえるのが大変でしょうね。

ただ、シントロンは結構江藤のパンチをもらっていましたので、ディフェンスはそれほどでもないように思います。何と言っても距離ですね。井岡の距離になれば、パンチを当てるのはそれほど難しくはないでしょう。

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