ボクシング観戦記(海外編)

WBSSスーパーライト級はジョシュ・テイラーが決勝進出 (IBF世界S・ライト級タイトルマッチ)

イバン・バランチク(ベラルーシ)VSジョシュ・テイラー(イギリス)

(出典:WOWOW)

IBF世界S・ライト級タイトルマッチ(2019年5月18日)

バランチクは、19戦全勝12KO、26歳。

奇しくも、エマヌエル・ロドリゲスと年齢も戦績も全く同じですね。WBSS1回戦は、アントニー・ジギの7R棄権により、準決勝に駒を進めています。

テイラーは、14戦全勝12KO、28歳のサウスポー。IBF1位。

WBSS1回戦は、ライアン・マーティンに7RTKO勝ちで、準決勝に駒を進めています。

序盤はテイラーがバランチクの迫力をうまく捌く

長身のサウスポー、テイラーに対し、バランチクはがっちりした筋肉質の体つきをしています。そのバランチクが先に仕掛けます。テイラーは長い右ジャブで距離をとります。

バランチクはやや変則的なボクシングですが、前に出て打つ左右のフックは迫力満点です。テイラーはうまくバックステップでこれを捌き、左ストレートを打ち込みます。序盤はテイラーがうまく戦っている感じです。しかし、空を切るバランチクの右フックは破壊力がありそうです。

中盤からテイラーも応戦しダウンを奪う

中盤から、テイラーも足を止めて、バランチクの攻勢を迎え撃つようになります。テイラーのボディブローが効果的にヒット。そして、6ラウンド終盤、テイラーの右ショートフックがカウンターでヒットし、バランチクがダウンします。

(絶妙のカウンターが顎をとらえる)
(立てないかな?と思いました)

すぐに立ちあがりましたが、結構ダメージはありそうです。残り30秒あまり。テイラーが襲い掛かります。左のフックを畳みかけ、右ストレートから左ストレートを打ち込むと、バランチクはロープに飛ばされ、たまらず2度目のダウン。しかし、ここはゴングに救われます。

(もう少し時間があれば終わっていたでしょうね)

後半はテイラーが手数で上回る

一気に倒しにかかるテイラーに対し、バランチクも必死に応戦します。バランチクにはあまりダウンの影響は感じられません。前に出るバランチクに対して、テイラーはあまり強引には打って出ません。しかし、お互いの距離は序盤に比べるとかなり近くなっています。

バランチクは前に出るものの、先に手を出すのはテイラーです。テイラーは相変わらず休みなく手を出します。バランチクのパンチは力みすぎで、ほとんどのパンチがガードの上をたたくか空を切るシーンが多く、クリーンヒットが少ないですね。テイラーのパンチは結構ヒットしていますが、どうも握りが甘いのか、ナックルが返っていないのか、パンチにキレがなくなってきています。

お互い、死力を尽くして最後まで打ち合い、最終ラウンドのゴングが鳴りました。手を上げて勝利をアピールしたのはテイラーです。

判定は3-0(117-109、115-111、115-111)でテイラーがタイトルを獲得するとともに、WBSS決勝に駒を進めました。

決勝の相手は、レジス・プログレイス(アメリカ)です。大方の予想は、プログレイス有利でしょうね。

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