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ディオンテイ・ワイルダー(アメリカ)VSドミニク・ブリージール(アメリカ)


WBC世界ヘビー級タイトルマッチ(2019年5月19日)
ワイルダーは、41戦40勝39KO1分け、33歳。
8度目の防衛戦で、タイソン・フューリーと引き分け、若干評価を落としましたね。
ブリージールは、21戦20勝18KO1敗、34歳。WBC4位。
唯一の1敗は、2016年にアンソニー・ジョシュアに7RTKO負けしたものです。
試合経過)
ともに2メールの巨漢対決です。
1R)
ブリージールが前に出ます。ワイルダーは左ジャブで距離をとっています。ラウンド中盤、ワイルダーの右がヒットし、強引に打って出ましたが、ブリージールはコーナーに詰まりながら、応戦します。少しずつ、ワイルダーの右のタイミングが合ってきたようです。
そして、その次の瞬間、ワイルダーの右ストレート一発で、ブリージールは大の字になってダウン。失神したようにダウンしましたら、これは立てないでしょう。レフリーがなんとか立ってきたブリージールの足元が定まらないのをみて、試合をストップしました。



フューリーも、早い回にこの右をもらっていたら、立てなかったかも知れませんね。強烈な右ストレートでした。
残念なのは、フューリーもジョシュアも、そしてワイルダーも、それぞれ有力プロモーターと契約しており、当分は直接対決が実現しない、ということです。