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井岡一翔がタイトルを返上
WBA世界フライ級チャンピオン、井岡一翔。少し前から嫌なうわさが流れていましたね。
防衛戦が決まらない、練習に顔を出さない、そしてこのまま引退する、なんていう憶測も浮上しましたが、まさか本当にタイトルを返上するとはびっくりです。
今年の5月にタレントの谷村奈南さんと結婚し、恒例の年末ファイトに向けて、モチベーションも最高潮に達しているのでは、と思いきや、まさかまさかの大逆転劇。
いまが全盛期と思えるだけに、まだ信じられません。
最悪の場合、このまま引退もあり得るそうですね。
ボクシング観戦歴50年以上になりますが、こんな話は初めてです。
全盛期で引退したのは、自動車事故で亡くなった大場政夫さんぐらいでしょう。
せめて、最後に比嘉大吾と対戦してほしかったですね。
23戦22勝13KO1敗、28歳。
私はほぼデビュー戦からほとんどの試合を見てきましたから、本当に残念でなりません。
ルイス・ネリの禁止薬物疑惑は「白」?
まだWBCの裁定が出ていないにも関わらず、ネリは先日、ノンタイトルながら試合をしています。これには山中慎介も怒り心頭でしたね。
そして、ようやく下したWBCの最終判断は「白」でした。
タイトルはそのまま。
ただし、山中との再戦、という条件を付けました。つまり、前回の世界戦はネリーの勝利で、ネリーが新王者、ということです。
山中は今度は挑戦者となります。もちろん連続防衛記録はストップです。
私の予想は、ネリーのタイトルはく奪され、1年間の試合停止。
空位のタイトルは、山中とランキング上位の選手との決定戦、というのが濃厚で、無効試合とまではならないだろうと思っていました。
したがって、あくまでもネリーとの再戦に固執する山中は、このまま引退するだろうと。
とりあえず山中は、再起するようですね。山中の唯一の希望は、ネリーとの再戦でしたから。
しかし、私はこの再戦にはあまり賛成できません。
明らかに山中は反射神経が落ちていますし、ネリー戦ではパワー負けしていました。
下半身の動きも悪いですね。
一番気になったのは、左ストレートのスピードと当て勘の悪さです。
パンチはほぼ、ネリーに見切れれていました。
つまり、私には山中の勝てる要素が見当たらないのです。
恐らく、前回と同じような結果になると思います。
私は、山中に引退を勧めます。