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末吉大(帝拳)VSネルソン・ティナンパイ(フィリピン)
S・フェザー級10回戦(2017年7月18日)
(出典:日テレG+)
末吉は15戦14勝9KO1敗、26歳。
日本S・フェザー級2位、WBO世界フェザー級12位にもランクされています。
唯一の1敗は4回戦時代に、東洋太平洋S/フェザー級王者、伊藤雅雪に喫したもです。
ティナンパイは17戦12勝5KO4敗1分け、24歳。フィリピンフェザー級6位。
末吉はこの日初めて、メインイベントを努めます。
初回から末吉の速いジャブがネルソンの顔面にヒットします。
相変わらず左ジャブは多彩です。終盤には右ストレートがヒットし、早くも距離が合ってきた感じです。
自分のパンチが当たり、相手のパンチをバックステップでかわす抜群の距離感です。
3ラウンドに入ると右ストレートを多用し出します。タイミングがあってきました。
ティナンパイは左ジャブに阻まれ、ほとんどパンチをヒットすることが出来ません。
そして末吉がえぐるような左ボディを放つと、一瞬遅れてティナンパイんがダウンしました。
(ティナンパイの腹をえぐるようなボディブロー)
(ティナンパイはしばらく立ち上がることが出来ませんでした)
見事なボディショットでした。
さて問題は今後の予定です。
今の日本チャンピオンは尾川堅一、同じ帝拳ジムですので、尾川の動向が気になりますね。世界を狙ってタイトルを返上すれば、1位の金子大樹と王座決定戦。これは魅力的なカードです。
もしくは、唯一の黒星をつけられた、東洋太平洋チャンピオンの伊藤雅雪に挑戦するという選択肢もあります。
そろそろ上を狙いましょう。
梶颯(帝拳)VSレナン・ポルテス(フィリピン)
S・フライ級8回戦
(出典:日テレG+)
梶は、2015年の新人王です。
7戦全勝6KO。まだ19歳です。日本S・フライ級11位。
今日の相手は、4月のタイの観光ボクサーよりはまだ骨がありそうですね。
ポルテスは13戦9勝5KO4敗、25歳。フィリピンS・フライ級6位です。
しかし、結果はほぼ同じでした。
2ラウンドに、梶がポルテスをコーナーに詰めて見事な左のボディを打ち込むと、ポルテスはあっさりダウンし、テンカウントされました。
(これもなかなか見事なボディブローでした)
このボディブローは見事なパンチでしたね。きれいにポルテスのストマックをとらえています。これは立てないでしょう。
そろそろ、ランキング上位の相手と対戦してほしいですね。
なかなか受けてくれないでしょうけど。