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ハッサン・ヌダム・ヌジカム(フランス)VS村田諒太
WBA世界ミドル級王座決定戦(2017年5月20日)(有明コロシアム)
ヌジカムはWBAミドル級の暫定王者です。不思議なのは名前です。
最近のネットや新聞では、ハッサン・ヨンダム、となっています。
「Hassan N’Dam N’Jikam」まあ、普通に読めば「ハッサン・ヌダム・ヌジカム」となりそうですが、どうして「ヨンダム」なのでしょうか。名前を変えたのかな。
ともかく、紆余曲折があったようですが、最初の報道通りに決まりましたね。
ファン・エルナンデス(メキシコ)VS比嘉大吾
WBC世界フライ級タイトルマッチ
エルナンデスは3月4日に、WBC世界フライ級1位のナワポン・ソー・ルンビィンサイとWBC世界フライ級王座決定戦を行い、3回2分29秒TKO勝ちを収め王座を獲得しています。
36戦34勝25KO2敗、30歳。オーソドックススタイルのハードパンチャーです。2011年8月に井岡一翔のもつWBC世界ミニマム級タイトルに挑戦して判定負けしています。
しかし、フライ級ではかなりパワーアップしてそうですね。
比嘉は12戦全勝12KOのパーフェクトレコードを持つ、21歳。
お互い右構えのハードパンチャー同士。かみ合いそうですね。
比嘉にとっては、過去最高の難敵であることは間違いありません。
気になるのは、比嘉の最近のボクシングが少し雑になっていることです。
私は、比嘉の攻勢が封じられ、エルナンデスの判定勝ち、という予感がします。
ガニガン・ロペス(メキシコ)VS拳 四朗
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
ガニガン・ロペスは昨年3月に、木村悠に判定勝ちしてでタイトルを獲得しています。
34戦28勝17KO6敗、35歳のサウスポーです。
拳四朗は9戦全勝5KO、25歳。先日、世界挑戦のため日本タイトルを返上しました。
ロペスは木村戦を見る限り、前に出るパワーぐらいで、パンチ力もテクニックもスピードも拳四朗の方が上ですね。
165㎝のロペスに対し、拳は164㎝。パワー負けすることはないでしょう。
となると、拳四朗がサウスポーを苦にしない限り、負ける要素はないと思います。