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最近やや精彩を欠いているフューリーとパンチ力のないウシクの対戦だと、判定決着。しかも凡戦が予想されます。「わしボク」は3000円も払う値打ちのある試合とは思いません。従って、生で見るのは諦めました。
4団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ
タイソン・フューリー(イギリス)VSオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
タイソン・フューリー(イギリス)WBC王者
35戦34勝24KO1分け、35歳 オーソドックス
身長 206cm リーチ 216cm
2015年11月、ウラジミール・クリチコに判定勝ちして4団体統一王座を獲得しましたが、その後病気でタイトルを返上し、3年間のブランクを作りました。2018年に復帰し、12月にWBC王者のワイルダーに挑戦しましたが、引き分けで王座獲得に失敗。しかし、2020年の再戦でTKO勝ちしタイトルを獲得し、3度目の対戦でもKO勝ちで初防衛に成功しました。2022年4月に暫定王者のディリアン・ホワイトと統一戦を行い、6RTKO勝ちで2度目の防衛に成功。しかし、その後引退を表明しましたがすぐに撤回し、2022年12月、デリック・チゾラにさえないTKO勝利で3度目の防衛に成功しました。そして、2023年10月にフランク・ガヌーにダウンを奪われる辛勝と、やる気のない試合が続いています。
オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)WBAスーパー・IBF・WBO王者
19戦全勝13KO、35歳 サウスポー
身長191cm リーチ 198cm
2013年にプロに転向し、2016年にWBO世界クルーザー級タイトルを獲得しました。2018年7月に、ムラト・ガシエフにWBSSに優勝するとともに、4団体統一王者となりました。2019年にヘビー級に転向。2021年9月に3団体王者のアンソニー・ジョシュアに判定勝ちして、3団体王者になりました。2022年8月にジョシュアとのダイレクトリマッチでも2-1の判定で防衛に成功しました。2023年8月、ダニエル・デュボアにTKO勝ちして2度目の防衛に成功しました。
展開予想
凡戦。
試合展開
序盤は体格で劣るウシクが前に出ましたが、徐々にフューリーが攻勢に転じます。しかし、8ラウンドにウシクが強打を浴びせ、9ラウンドに左フックから連打でダウンを奪いました。
しかし、その後両者決め手を欠き、12ラウンドのゴングを聞きました。
判定は2-1(115-113,114-113,113-114)でウシクの手が上がりました。ヘビー級史上初めて、4団体を統一しました。