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三浦隆司VSミゲール・ローマン(メキシコ)
WBC世界Sフェザー級タイトル挑戦者決定戦(2017年1月29日)IN USA
(出典:WOWOW)
三浦は35戦30勝23KO3敗2分け、32歳のサウスポー。
ミゲル・ローマンは67戦56勝43KO11敗、31歳。WBC2位、WBAでも6位にランクしています。プロキャリア13年の超ベテランです。三浦も13年でしたね。
11敗と負けが多いようですが、最近3年は18連勝(15KO)中です。
試合経過
身長は珍しく三浦の方が明らかに高いですね。数字以上に(169㎝と165㎝)差がある感じがします。
ローマンは首が太くていかにも打たれ強そう。頑丈なファイターという感じです。
カギは三浦の左ガードかな。
ローマンの方が落ち着いて見えます。三浦はやっぱり表情が硬いですね。
(対戦予定だったオルランド・サリドも観戦)
1R)
三浦は、左ジャブが出てるし、ガード高いですね。
三浦が上体柔らかくして、プレッシャーをかけますが、ただ背の低い相手に少し攻めにくそうです。
2R)
三浦は右のボディが良いですね。しかし、ローマンがプレッシャーをかけて攻めてきます。
最後は打ち合いでゴング。この回は、ローマンの攻勢が目立ったと思います。
3R)
ローマンが出てきました。三浦は左で応戦しますが、ローマンはとにかく手数が多いですね。
ここまで三浦はちょっと苦戦模様です。なかなか左がクリーンヒットしません。
4R)
接近戦でのローマンの手数が勝っています。三浦は自分の距離で戦えていないので、苦しいですね。しかも、三浦の左カードが下がってきました。危ないですよ。
終盤、三浦のパンチがヒットします。ようやく三浦らしいボクシングが見られました。
5R)
相変わらず三浦のガード低いですね。三浦フットワーク使いだしました。何とか自分の距離で戦おうと苦心しています。
ローマンが接近してボディ攻撃。逆に三浦のパンチがなかなかヒットしません。
ここまで、ポイントは確実に負けていますよ。
6R)
ローマンがまた攻勢に出ます。三浦はボディで応戦が、距離が近いので三浦のパンチが生きません。
ローマンのプレッシャーがきついですね。
ここまで、なかなか三浦の距離で戦えていないのが苦戦の原因でしょう。
7R)
この回、三浦が力を込めてパンチをヒットし出します。しかし、ローマンも打ち返してきます。
そして、三浦のマウスピースが飛びました。三浦、苦しいか。
しかし、最後、三浦のアッパーがヒットしました。でも、ローマンは打たれ強いですね。
8R)
バッティングでローマンがカットしました。
三浦の左がヒットし、攻勢をかけます。少しローマンの勢いが止まったかな。
9R)
西岡さんが、三浦が左を痛めたか?とコメント。
ローマンがまた接近して攻勢をかけます。距離が近いので三浦はやりにくそうです。
それと、何度も言いますが、三浦のガードが低いのが気になります。
三浦の左ボディが効いたか!終盤、三浦の左がヒットしました。
少し、三浦が盛り返してきた感じがします。
10R)
それにしても、ローマンは手数が多いです。今日の三浦のパンチの打ち方は雑ですね。しかし、三浦の右の返しがヒットしました。
ローマンはかなり消耗しているように見えます。
ローマンもパンチを返すが、力強さはなくなってきました。
そして、三浦の左の狙いすましたボディで、ついにローマンがダウン。
カウント8で立ってきました。
(狙いすました左ボンバーボディ)
(立てないと思ったけど)
コーナーでローマンは意識朦朧状態です。
11R)
ローマンはガードが硬いですね。なかなか三浦の追撃を許してくれません。
しかし、ボディがヒットすると、左右のパンチでローマンが崩れるように2度目のダウンをしました。しかし、立ってきました。しぶといですね。
(連打でしゃがむようにダウン)
12R)
ついに最終ラウンドまで来ました。
三浦はホントにスタミナがありますね。
そして、また狙いすましたボンバーが顔面にヒット!3度目のダウンです。
(右で相手を押さえて、思い切りボンバーレフト!ちょっとずるい?)
(さすがにもう立てない)
ついにローマンはカウントアウト!三浦、今日は苦労しましたね。
でもやっぱり、三浦はパンチ力があります。
12R53秒、三浦のKO勝ちです。
さあ、いよいよバルガスだ!
と思ったら、バルガスがベルチェルトにストップされ、KO負けしました。
三浦の相手はミゲール・ベルチェルトです。バルガスよりやりにくそうな選手ですね。