11月の海外ファイトは注目カードが盛りだくさん。川島翔平、サンダース、パッキャオ、ロマチェンコなど

目次

ビリー・ジョー・サンダース(イギリス)VSアルトゥール・アカボフ(ロシア)

WBO世界ミドル級タイトルマッチ(2016年10月22日)→11月26日

f:id:stonemeintothegroove:20161016122633j:plain

村田諒太の標的、サンダースの防衛戦がやっと決まりました。

世界的に全く無名のアカボフは、WBO12位です。ボクシングマガジンにも書いてありましたが、凡庸なマッチメイクですね。

ところが、この試合、サンダースがまたけがをして、11月26日に延期になるようです。

それにしても、サンダースはよくケガをしますね。ほんとにこいつ、防衛戦やる気あんのかな?

 

 

クリスチャン・ミハレス(メキシコ)VS川島翔平

WBCシルバーフェザー級タイトルマッチ(2016年10月29日、INメキシコ)

ミハレスもレオ・サンタ・クルスに完敗して、世界のトップ戦線から離脱した感がありましたが、最近2連勝して、WBCではまだフェザー級4位にランクしています。

61戦51勝25KO8敗2分け、35歳。

川島は日本Sバンタム級12位、16戦14勝3KO2分け、24歳、無敗のホープで2014年の新人王を獲得しています。

さて、川島はこのチャンスをものにできるでしょうか。かなり厳しいでしょうね。

 

ジェシー・バルガス(アメリカ)VSマニー・パッキャオ(フィリピン)

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(2016年11月5日)

f:id:stonemeintothegroove:20161016123721j:plainf:id:stonemeintothegroove:20161016123729j:plain

 

バルガスはサダム・アリにTKO勝ちし、タイトルを手にしましたが、私はあの試合はアリの自滅によるもので、バルガスにパンチ力はそれほどないと思っています。

パッキャオもそのあたりを十分承知の上でバルガスを選んだのでしょう。お互い危険なパンチはありませんので、凡戦の末、判定決着になるでしょう。

 

ノニト・ドネア(フィリピン)VSジェシー・マグダレノ(アメリカ)

WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ(2016年11月5日)

f:id:stonemeintothegroove:20161016124513j:plain

むしろ私はアンダーカードのこの試合の方がはるかに楽しみです。

マグダレノは23戦全勝17KO、24歳のサウスポーです。

WBO1位にランクされていますが、名のある選手との対戦は皆無です。

順当ならドネアの圧勝ですが、ドネアが最初から飛ばしすぎると、足元をすくわれる可能性もありますよ。

 

オスカル・バルデス(メキシコ)VS大沢宏晋

WBO世界フェザー級タイトルマッチ(2016年11月5日)

f:id:stonemeintothegroove:20161016124811j:plain

大沢もすごい相手を選びましたね。5ラウンドまで立っていられるでしょうか。それとも、37戦のキャリアを生かして大番狂わせ?やっぱり難しいですね。

バルデスは20戦全勝18KO、25歳。これが初防衛戦です。

大沢は37戦30勝19KO3敗4分け、31歳、WBO2位にランクしてますが、日本ランクは5位です。

 

岩佐亮佑VSルイス・ロサ(プエルトリコ)

IBF世界Sバンタム級挑戦者決定戦(2016年11月19日・IN  ニューヨーク)

f:id:stonemeintothegroove:20161016131016j:plain

ロサは24戦22勝10KO2NC、右のファイターです。IBFの8位にランクしてます。

オーソドックススタイルですし、戦績から判断すればそれほどパンチ力はなさそうです。岩佐、今度は勝てそうです。無理して倒さなくてもいいですよ。

勝者は、12月31日に行われるジョナタン・グスマンVS小國以載の勝者に挑戦することになります。

この年末の試合はグスマンが楽勝するでしょうから、岩佐はグスマンと対戦することになりますね。これはちょっと厳しいかな。

 

セルゲイ・コバレフ(ロシア)VSアンドレ・ウォード(アメリカ)

世界ライトヘビー級タイトルマッチ(2016年11月19日)

 

f:id:stonemeintothegroove:20161016131556j:plainf:id:stonemeintothegroove:20161016131604j:plain

これは11月一番のビッグマッチでしょうが、地味な試合になるような気がします。

チレンバ戦で雑なボクシングを見せたコバレフに対して、とにかくいつも堅実なウォード。ウォードの判定勝ちで間違いないでしょう。

 

ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)VSニコラス・ウォータース(ジャマイカ)

 

WBO世界Sフェザー級タイトルマッチ(2016年11月26日)

f:id:stonemeintothegroove:20161016133607j:plainf:id:stonemeintothegroove:20161016133613j:plain

 

私が最も注目している試合です。

絶好調のロマチェンコ。一方のウォータースはドネアをKOしてからパッとしません。

しかし、リーチが185㎝のウォータースに対して、165㎝のロマチェンコが、この20センチの距離の差をどう詰めるのか、とても興味があります。

パンチのスピードはそれほど差がないと思いますが、ロマチェンコの足の速さはまるでローラースケートはいてるかのように速いですから、この動きにウォータースがどこまで対応できるか、いや~楽しみです。

ロマチェンコのKO勝ちもありますよ。

 

ところで、Sフェザー級と言えば内山高志です。

f:id:stonemeintothegroove:20161016134216j:plain

年末にジェスリル・コラレス(パナマ)との再戦が決まりましたね。

もう過度な期待をしないでおこうと思います。それでもあ~ドキドキします。

三浦隆司も12月17日にアメリカでオルランド・サリド(メキシコ)と対戦しますねフランシスコ・バルガスのケガの状態によっては、これが王座決定戦になるかもしれません。(一応、暫定王者決定戦らしいですが)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)