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井上尚弥(大橋)VSアントニオ・ニエベス(アメリカ)
WBO世界S・フライ級タイトルマッチ(2017年9月9日)
ついに井上尚弥のアメリカデビューが正式決定しましたね。
9月9日に、シーサケット・ルンビサイVSローマン・ゴンザレスのセミファイナルとして行われるようです。
この日は他に、カルロス・クアドラスとファン・フランシスコ・エストラーダもアンダーカードで登場します。
WBC世界S・フライ級挑戦者決定戦ということなので、勝者がロマゴンVSシーサケットの勝者に挑戦することになります。
S・フライ級のトップ選手が勢ぞろいすることになりますね。
アメリカのボクシングファンにとっては、それほど魅力的ではないかもしれませんが、日本のファンにとっては夢のようなイベントです。
とはいえ、米国の最大のケーブルTVネットワークである「HBO」で全米放映されることになっています。
フジテレビとWOWOWが放映
もちろん、日本でも地上波のフジテレビが、放映することも決まっているようですよ。
フジテレビ(関東ローカル)で放送されますが、こちらは残念ながら生中継ではありません。
9月10日 26時25分〜27時20分に放送ですが、関東ローカルということですから、関東(東京・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬)以外の人は観ることができません。
生中継はWOWOWエキサイトマッチで朝10時から放送されます。いつもより1時間早いので要注意です。
やっぱり海外の試合はWOWOWですよ。
リアルタイムで井上戦が観られるのはWOWOWだけです。また、関東以外の人は、地上波で井上戦を観ることができません。。
WOWOWはネット申し込みだと初月無料かつ500円引きで入会できます。関東以外にお住まいの方、生放送で観たい方、お得ですので、今のうちにWOWOWに入会しておきましょう(申し込み後、約15分で観られます)。
今までの経験からすると、10時には、すでにクアドラスVSエストラーダの試合が始まっていて、試合の途中から放送という気がします。
そして、井上の6度目の防衛戦、最後がシーサケットVSロマゴンのメイン。
挑戦者の戦力
アントニオ・ニエベスは、20戦17勝9KO1敗2分け、30歳。
戦績だけで判断するのは無謀ですが、さほど危険な相手ではなさそうです。
WBOのバンタム級7位にランクしていますが、直近の試合でニコライ・ポタポフ(ロシア)に判定負けして、NABO北米バンタム級王座を失っています。
油断は禁物ですが、アメリカデビューでは、あいさつ代わりの「圧巻のKOショー」を披露しくれることは間違いないでしょうね。
ところで、アントニオ・ニエベスはバンタム級の選手ですね。果たして、当日までにS・フライ級の体重を作れるのでしょうか。
井上尚弥VSロマゴンはあるのか
井上は来年にはバンタム級へ転向する意向を公言しています。
そうなると、ロマゴン戦はほぼ絶望的ですね。
仮にロマゴンがシーサケットに勝ったとしても、次にクアドラスVSエストラーダの勝者と防衛戦を行わなければなりません。
ロマゴンがまた負けたとしたらどうでしょう。
連敗して商品価値の落ちたロマゴンでは、対戦する意味がなくなりますね。もうそれはロマゴンではありませんから。
いずれにしても、井上VSロマゴンはかなり実現が難しそうです。
将来的に見ても、ロマゴンもS・フライ級が限界でしょうから、バンタム級での対決はないでしょう。
8月26日に亀海喜寛がミゲール・コットと対戦します。もし亀海が勝つようなことがあったら、9月9日は盛り上がるでしょうね。(残念ながら亀海は負けてしまいましたね)
繰り返しになりますが、井上戦が生放送されるのはWOWOWだけです。フジテレビが地上波で井上戦を深夜に録画放送してくれますが、関東ローカル放送のみです。そのため、関東以外の人は、地上波で井上戦を観ることができません。
WOWOWでリアルタイム放送を楽しみたいところです。申し込み次第、約15分で観られます。ネット申し込みだとお得ですので、今のうちに入会し、井上戦に備えましょう!