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◆アムナットの近況
アムナットにいいところなく完封されて初黒星を喫してから、無難にノンタイトルマッチを2戦消化した井岡が、
ようやく3階級制覇をかけて世界に挑みます。
ちなみにアムナットは中国のアマチュア金メダリスト、ゾウ・シミンに勝って3度目の防衛に成功しています。試合内容はわかりませんが、判定結果から想像すると、ゾウシミンは井岡以上にアムナットに翻弄されたような感じです。
◆相手はファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)
さて、今度の井岡の相手はWBAの世界フライ級チャンピオン、ファン・カルロス・レベコです。
8度の防衛に成功しているベテラン。なんだか井上に負けたオマール・ナルバエス(アルゼンチン)とダブりますね。
そう考えるとチャンスは十分にあるように思えてきますが、楽観は禁物です。井上は怪物ですから。
それと申し訳ないのですが、私にはレベコの実力がまだはっきりわかっていません。
4月22日の勝敗の予想は次回に(今月中に必ず)明確にさせましょう!
◆ミニマム級の高山
同じ日に高山がIBF世界ミニマム級の初防衛戦を行います。
相手はIBF世界ライトフライ級7位のファーラン・サックリン・ジュニアです。
宮崎が減量を失敗してKO負けした相手です。ぼろぼろの宮崎相手ですから、そこからファーランの実力を計るのは多少問題がありますが、怪物井上の弟、井上拓真には判定で敗れていますから、高山が負けるわけにはいかないでしょう。
もう一つ高山が有利と思われるのが、ミニマム級で戦うことです。ファーランはライトフライ選手ですから減量という敵とも戦う必要があります。
◆ミニマム級の田中恒成
ミニマム級といえば田中恒成が注目されています。
東洋太平洋のタイトルを原から奪い、次は世界か!と言われています。5戦目で世界を取れれば、怪物井上を超えることになります。
相手はWBO世界ミニマム級1位のフリアン・イエドラス(メキシコ)です。まったく実力は未知数です。こちらも次回までに調べておきます。(試合は5月下中)
◆高山VS田中
もしWBOタイトルを手にすることができれば、高山との統一戦もありですね。
もっとも、私は、田中の強さを、原隆二をKOしたことから間接的に計っています。
原の試合は見ましたが、田中の試合は、実は見たことがないのです。
ほんとにわからないことばかりで、申し訳ありません。