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辰吉寿以輝VSリオ・ナインゴラン(インドネシア)
Sバンタム級6回戦(2016年7月9日)
ナインゴランはインドネシアの国内ラインキング5位で、アマチュアでも活躍した実績があるという触れ込みでしたが、やっぱりただの観光ボクサーでしたね。
(7/16追記:詳報はこちら↓)
3回にボディブローで3度のダウンを奪い、TKO勝ちしました。
まあ、予想通りでしたが、せっかくの6回戦ですから、せめて5ラウンドぐらいまで、学んだテクニックを試して、キャリアに生かしてほしかったと思います。
次はもう少し骨のある相手とやらないと、チャンスの時の畳みかけとか、ディフェンス技術とか、将来の大事なことに磨きがかからないまま無駄にキャリアを重ねることになりかねません。
観光ボクサー相手
タイやインドネシアの安もんの観光ボクサーばっかり相手にしていると、拳四朗にあっさりKOされた角谷淳志みたいになってしまいますよ。
タイの観光ボクサー相手に連続KOしていましたけど、角谷の場合は、予想通り全く無駄なキャリアにしかなっていませんでしたからね。
勝ち続けるのも大事でしょうけど、このあたりで手ごたえのある日本人ボクサーに負けるのも、いい経験になると思いますよ。
彼の才能から考えて、無敗で世界チャンピオンになるとはとても思えませんので、角谷みたいな選手にならないように、マッチメイクを十分考えてほしいと思います。
別府優樹みたいに、どうでもいい記録を作りたのなら別ですけど、まともなボクサーに育てたいなら、負けることも大事だと思います。
7月16日の放送を見て、また詳細を報告します。
(7/16追記:詳報はこちら↓)