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■WBO世界バンタム級王座決定戦(イギリス6月13日、日本時間6月14日午前6時)岩佐亮佑VSリー・ハスキンス
朝起きて真っ先にYAHOO!を見ました。
「えっ! KO負け? なにそれ」
私は、結構自信を持って、岩佐のKO勝ちか大差の判定勝ちを予想していて、負けるにしても小差の判定負けはあるかな~ぐらいに思っていただけに「ショック~!」
ちなみにリー・ハスキンス戦の予想記事は下記です。
岩佐亮佑、ついに世界へ!・・・VSリー・ハスキンス – わしはボクシングマニア
こちらは試合結果の検証記事です。
私の心に、内山高志がKO負けしたぐらいのダメージが残って、昨日はとてもブログを書く気がしませんでした。
■まったく力を出せずに終わった
イギリスは今ボクシング人気が高まっていますから、すごい熱気の会場で、岩佐はリング上で舞い上がって、自分を見失ってしまったのでしょうかね。
とにかくまったくいいところなく、変則ボクシングのハスキンスのペースに巻き込まれて、気が付いたら倒れていた、てなところでしょう。
ハスキンスはユーチューブで2回見ただけですが、強いという感じはなく、変則だが平凡な能力、パンチ力もない、と見切っていました。
そんな相手に6回KO負け! ありえない、ありえませんよ。
■やっぱり距離感
岩佐は序盤から、全く自分の距離をつかめなかったようですね。あれだけ当て勘のいい岩佐のパンチが当たらないのですから、慌てたでしょう。この辺りはまたCS(7月4日)で確認してみることにします。
前回のブログにも書きましたが、山中慎介とか内山高志はこの距離の測定が早いですね。
自分のパンチが当たる距離、相手のパンチが当たる距離、どの距離で戦えば危険か、安全か、有利か、いかに早くこれを見切るか、見切れるか、これがどうやら一流ボクサーになる重要な課題だと思います。
■Sバンタム級へという手も
岩佐は打たれもろい、という最大の弱点を抱えています。これを解消するにはやっぱり階級を上げて、フィジカル面でパワーアップするのが、一番近道ではと思います。
オスカー・デラホーヤは階級を上げていくにしたがって、耐久性が増していました。
最初のSフェザー級の時は、よくダウンしていましたが、階級を上げてそれがなくなっていました。これがすべてに当てはまるとは思いませんが、可能性はあります。
幸い、岩佐は手足が長いので、階級を上げてもパワーアップすれば十分戦えます。
とにかく、もう一度だけ世界へチャレンジしてほしいですね。
再起戦は、日本Sバンタム級チャンピオンの小國以載あたりがいいともいます。
岩佐なら十分KOできる相手です。それか、タイの観光ボクサーで調整しますか?
甦れ! 「イーグルアイ」