目次
■岡村直樹
7月20日に岡村直樹と2戦目を行うことが決まりました。
この相手、1勝3敗。勝てそうなのを選んでるね~。
7月23日追記:この試合結果記事は下記です↓
辰吉寿以輝の第2戦:VS岡村直樹、詳細報告・・・ジュニアの実力は増したか? – わしはボクシングマニア
■KOを狙うな
メインイベンターでもないのだから、KOにこだわる必要はないと思います。
メインの選手でも眠たい試合する選手が山ほどいるのですから、試合内容にこだわることより、経験を積むことを大前提にしてほしいと思います。
デビュー戦ではスタミナにかなり不安があるような印象を持ちました。スタミナ配分をコントロールできずに自滅していたころの「ウラジミール・クリチコ」を思い出しました。
KOにこだわって、無駄にスタミナを消費し、相手に決定的なダメージを与えられない時が怖いですね。
でも、注目の1戦でしっかりKOするあたりは、これからのボクシング人生では重要なパフォーマンスだったと思います。
これからは、キャリアを積んで、しっかり冷静にボクシングをコントロールできるようになってほしいですね。
■理想は4回KO
せっかくの4ラウンドなのですから、有効に利用してほしいですね。相手の観察・力量、自分のスタミナのコントロール、距離感、などなど、実践で学ぶことがたくさんあるわけですから、勝ち負けにこだわらず、試合をコントロールすることを意識することが大切だと思います。
そして、倒す気になればいつでも倒せるパワーを温存し、相手の力量を見切った上で、最終回に倒すのが理想です。
■判定でもいいし負けてもいい
パンチ力はそれなりにありそうですが、それ以外はまだまだです。辰吉丈一郎は天才でしたから、親子といってもまったく比較にもなりません。
寿以輝はおそらく10戦ぐらいは鳴かず飛ばずで終わると思いますし、それぐらいのキャリアを積まないと本当の力が出てこないと思います。
間違ってもタイの観光ボクサーで、身のないKOを積み重ねるのはやめてほしいですね。
強い相手とやる必要はないですが、それなりにしっかりテクニックを持った相手と対戦しないと、キャリアとして生きてきません。
■新人王
こんなタイトルいるかな~。圧倒的な力の差でもぎ取るならば、それは何の問題もないですが、対戦相手に恵まれて、かろうじて新人王なんかになると、日本ランキングに入ってから苦労しますし、挫折の可能性も十分考えられます。
むしろ挫折するなら、早いほうがいいでしょうね。順風満帆でA級ボクサーになっても、今の技量では日本チャンピオンも怪しいですよ。バンタムやSバンタムは層が厚いですからね。
とにかく、強いボクサーではなく、魅力的なボクサーになってほしいですね~。
とりあえず、この相手はKOしときますか。