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WBO世界バンタム級王座決定戦情報
赤穂亮VSプンルアン・ソーシンユー(タイ)
8月7日にタイで行われる王座決定戦。
どうやらまだ屋内か屋外かわからないということですよ。試合までもう10日もないというのに、タイという国は相変わらずのようです。
(赤穂亮VSプンルアン・ソーシンユーの試合結果記事は下記です↓)
・不正横行!! 赤穂亮が敗北・・・VSプンルアン・ソーシンユー
■WBCユースフライ級王座決定戦に学ぶ
先日(7月24日)タイで行われた試合です。
日本の比嘉大吾が具志堅用高会長とタイに乗り込んで、コンファー・CPフレッシュマート(タイ)と対戦し、見事KOで王座を獲得しました。
このタイトルは以前に亀田和毅がバンタム級で王座に就いています。
さてこの試合ですが、30度を超す暑さの中、屋外の駐車場で行われたようです。
タイの選手は慣れていますが、日本の選手はまず経験がないと思います。試合が始まるまでにかなりの体力を消耗するのは間違いないですね。もちろん試合が始まればさらに大変です。
この試合ではなかったようですが、他の試合では30分以上のセレモニーがあったりするそうですよ。こうなるともう日本の選手は、ゴングが鳴る前にスタミナを使い果たしているかもしれません。
WBCは途中の採点結果が公表されますが、具志堅会長いわく「完全にリードしていると思ったら、負けていた」
しかも後半に入ると、なんと1ラウンドが2分半に短縮され、30秒も早くゴングが鳴るというとんでもない事態に。相手の逃げ切り体制をタイムキーパーが助けているわけです。
もちろん具志堅会長は抗議しましたが、受け入れられません。
「こうなったらKOでしか勝てない!」と7回に会長がゴーサインを出し、超アウエーの中で、見事に7ラウンドKOでタイトルを奪取しました。
比嘉はこれで7戦全勝7KO。相手も14戦無敗でしたから、おそらく比嘉は踏み石として呼ばれたのでしょう。とんだ目論見違いでしたね。比嘉はタフガイです。
■タイで戦う対策
なるべく早く現地入りして、試合会場とホテルを確認することですね。
計量なんかもクレームをつけたり不正をしたり、やりたい放題らしいですから、もう前日から試合は始まっていると思わないとだめです。とにかくタイでは、スタッフのバックアップがとても重要です。
タイのボクシング興行は広告収入で賄っていて、会場の入場料は無料だと聞いています。
だから、ボクシングの会場はいつも結構超満員で、その人たちが全員、タイの選手の当たっていないパンチにも大歓声をあげ、それがジャッジにも多少なりとも影響するようです。
猛暑対策はやっているでしょうけど、試合前の長いセレモニーや大観衆の熱気、もう並大抵のハンデではありません。
序盤にボディをどれだけ叩けるかがカギですね。
正直にいうと、負けるかな~と思っています。頑張れ赤穂!
プンルアン!減量失敗してくれ~