WOWOWエキサイトマッチ観戦記・その1

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目次

◆IBF世界Sバンタム級タイトルマッチ(10月13日放送)

長谷川穂積さんが挑戦してKO負けした、キコ・マルチネスの防衛戦です。
相手は以前に一度負けている強豪、カール・フランプトン(英国)。
試合は最初から挑戦者フランプトンのペースで進み、5回にはダウンを奪い、一方的な展開になりました。あのマルチネスがなすすべなく、KO負けを免れるのがやっとで、大差の判定でタイトルを失いました。
フランプトンは強いですね。パンチがあります。WBCチャンピオンのレオ・サンタクルスより強いと思います。

 

◆WBA世界ミドル級タイトルマッチ(9月29日放送)

 

2位のジャロット・フレッチャーと3位のダニエル・ジャイコブスの王座決定戦。
ジェイコブズは骨肉種で1年7か月のブランクから復帰した経歴の持ち主で、そういう意味でも注目の一戦でした。
ところが試合はもう一方的。初回からジャイコブスがダウンを奪い、あわやKOかというところまで攻め込みます。2回以降もパワフルな攻撃力は衰えることなく、フレッチャーは、まったくいいところなく、5回にKO負け。
ジェイコブズはスイッチボクサーで、右は少しオープン気味。パンチを打つ時にちょっと力みすぎで、長期戦になるとスタミナを消耗する展開になりそうな気がします。

 

◆IBF世界Sライト級タイトルマッチ(9月29日放送)

 

レイモンド・ピーターソンが13位のエドガル・サンタナの挑戦を受けました。
これも力の差が歴然で、サンタナのパンチが全く当たらず、ピーターソンのボディブローが再三クリーンヒットし、6回か7回にはもうギブアップするのでは、と思ったほどでした。そして滅多打ちで10回にようやくストップ。
このチャンピオンにパンチを当てるのは難しいですね。リーチも長いし、ボディブローを打ってきたときに相打ち狙いで当てるしかないかな~
まあ、ちょっとオープン気味でパンチ力もなさそうなので、相打ちならなんとかなるか。
とにかく見ていてつまらないボクサーだということは間違いないです。

 

◆WBCシルバーSライト級タイトルマッチ(10月6日放送)

 

ルーカス・マティセが登場。試合は、ロベルト・オルディスの持つシルバータイトルに挑戦するというものでした。
このオルディス、32戦31勝(24KO)1分けの素晴らしい戦績で、WBCの5位にランクしています。
ところが、もうマティセの前ではこの戦績も何の役にも立たず、2回にマティセの左ボディフック一発で悶絶。マティセのパンチ力は破格ですね。
IBFチャンピオンのピーターソンは以前、このマティセにぼこぼこにされてKO負けしています。この試合はスカッとしましたね。

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