東京五輪銀メダリスト、キーション・デービスがTKO勝ちで8連勝 VSアンソニー・イギット

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目次

(出典:WOWOW)

キーション・デービス(アメリカ)VSアンソニー・イギット(スウェーデン)

USNBC全米・WBOインターコンチネンタルライト級タイトルマッチ(2023年4月9日)

両選手のプロフィール

キーション・デービス(アメリカ)2021年東京五輪ライト級銀メダリスト

7戦全勝5KO、24歳 オーソドックス

身長 175センチ  リーチ 178センチ

アンソニー・イギット(スウェーデン)元EBU欧州S・ライト級王者

29戦26種10KO2敗1分け、31歳  サウスポー

身長 173センチ  リーチ 168センチ

試合経過

吉野VSスティーブンソンのアンダーカードに登場しました。

デービスの方が少し背が高く、イギットはずんぐりした体型ですね。

序盤は様子見

サウスポーとの対戦が初めてということもあってか、デービスはジャブをついて慎重に様子を見てます。まあ、デービスは今までの試合でも、エンジンのかかりは遅い傾向がありますね。それでも、デービスは徐々に手数を増やしてきました。スピードがあってパンチの当て勘もよく、イギットのパンチはほとんどボディワークでかわしています。

イギットは前に出ていきなりパンチを打ち込んできますが、まったく当たりません。3ラウンド後半は、デービスが前に出てパンチを浴びせます。

中盤から徐々にエンジンがかかる

4ラウンドから、デービスが前に出ます。そして、上下にパンチを放ちます。イギットの反撃は、バックステップとボディワークでかわされます。サウスポーもほとんど気にならなくなったようですね。5ラウンド終盤は、ほぼデービスのやりたい放題です。6ラウンドには倒すのかな、と思っていましたが、どうやら休んでいるみたいですね。

終盤は一方的展開

デービスがポンポン、パンチを当てて前に出でます。しかし、ダメージブローがありません。イギットはもうなすすべなしです。デービスのパンチには一発の破壊力がないのが残念ですね。8ランド終盤、防戦一方になったイギットのストマックに、デービスの右ボディアッパーがえぐるようにヒットし、ついにイギットがダウンしました。これは効いた!

ここは何とか立ってきて、ゴングに救われました。

そして9ラウンド

デービスが体を左右に振りながら、思い切りフックを打ち込むと、すぐにレフリーが試合をストップしました。

デービスは相変わらず仕掛けるのは遅いですね。6ラウンドで十分仕留めるチャンスがあったと思いますが、いたずらに9ラウンドまで長引かせてしまいました。スピードやカウンターのタイミング、防御感は申し分ありません。あとはパンチ力だけですね。

現在、WBO10位、IBF14位にランクされています。これからが正念場です。

 

 

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