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WBA・WBO統一世界ミニマム級タイトルマッチ(2025年3月29日)
オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)VSエドウィン・カノ・エルナンデス(メキシコ)
両選手のプロフィール
オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)WBA・WBO王者
11戦全勝8KO、28歳 サウスポー
身長 157センチ リーチ159センチ
2022年7月にビッグ・サラダールと対戦し判定勝ち。2023年1月にはユデル・レジェスに5RKO勝ちして挑戦権を獲得しました。2023年5月にWBO王者のジェルサレムに7R終了TKO勝ちでタイトルを獲得しました。2023年8月に6RTKO勝ちで初防衛に成功し、2024年1月、レイネリス・グティエレスに3RTKO勝ちして2度目の防衛に成功しました。そして、2024年11月にWBA王者のノックアウト・CPフレッシュマートに7RTKO勝ちで王座統一に成功しました。
エドウィン・カノ・エルナンデス(メキシコ)WBA11位・WBO3位
16戦13勝4KO2敗1分け、27歳 サウスポー
2021年6月にWBAフライ級ゴールド王座決定戦で、ダビド・ヒメネスに3RKO負けで初黒星を喫しました。2024年7月に、4RKO勝ちでWBOラテンアメリカ王座を獲得しました。
試合展開
コラーゾの鋭い左フック
サウスポー対決です。初回こそ静かな立ち上がりでしたが、2ラウンドからコラーゾの手数が多くなってきました。特に左フックがカノの顔面をとらえています。右のジャブは距離を測る程度で、主に左のフックを多用しますね。この左フックで倒しそうな気がします。
カノも応戦しますが、パンチの的確性に欠けます。さらにコラーゾの右も効果的にヒットし出します。
右がアッパー気味にボディをとらえる
4ラウンドに入ると、コラーゾの右がアッパー気味にボディをとらえ、左は打ち下ろし気味のフックで顔面にヒットします。ほぼ一方的な展開になってきましたね。
最後は左右のボディショット
5ラウンド早々、カノが連打で攻め立てますが、パンチが雑です。そして、反撃に転じたコラーゾが右のフックでボディをとらえると、カノはお腹を押さえて、ロープにもたれるようにダウン。かなりのダメージだったようで、しばらく立ち上がることが出来ませんでした。最初はコラーゾが両手で押し倒したように見えましたが、「わしボク」はその前の攻撃をしっかり見ていませんでした。相変わらずですね。てっきり左フックの打ち下ろしで決めるかと思っていましたが、これも違っていました。
余談
コラーゾはミニマム級では最強ですね。これからどうするのでしょうか。それと。細かい話ですが、DAZNを観ていると、「コヤノ」と聞こえます。COLLAZO、英語読みするとコラーゾですが、スペイン語ではコヤノなんでしょね。